SHORT SHORTS FILM FESTIVAL 2006

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ショートショート実行委員会
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OUTLINE
審査員総評

■青山真治

私は映画を、インターナショナル―世界がバラバラであることを認めること―だと思います。人は、映画を通して、行ったこともない場所のことを知り、その国のことを考えることが出来る。
世界中から集められたこのような映画祭が重要なのは、つまりそのような体験の場としてそれがあるからです。主義主張や趣味や価値観を誰かに押しつけるためにあるのではない、そうであってほしいと思います。
■大森美香

もともとショートフィルムが大好きで、制作もしていますが、今回、ショートフィルムの魅力を再発見した気がしています。見ているうちに、またショートフィルムを作りたいという気持ちがムクムクと沸いてきました。これからも不思議な旅をしている気分にさせてくれる素敵なショートフィルムにたくさん出会えるといいなぁと思います。
■ベッチ・サフェイレ

映画祭実行委員会による、作品のセレクションは素晴らしいものでした。映画祭に参加した、フィルムメーカーたち全員の才能に拍手を送りたいと思います。一つ一つの作品はそれぞれ文化や国、物事の考え方の真髄を表現していました。そして、全ての作品が、言語の違いや距離に関係のない、普遍的な価値を共有しているように感じました。
■野宮真貴

ハッピーな作品や深く考えさせられる作品。バラエティに富んだ作品の数々と、そのクオリティの高さに驚きました。特にインターナショナルコンペティション部門は秀作ぞろいで、審査に頭を悩ませながらも楽しい時間をすごさせてもらいました。
■藤竜也

理由をつけて、作品に片っ端から文句をつけることは出来る。けれど、「いいところを見つけよう」という視点で見てみると、いずれの作品も生き生きとお喋りをはじめ、「いずれアヤメかカキツバタ」状態になった。
※五十音順

受賞作品

■グランプリ

“THE LAST CHIP(ラスト・チップ)”

Heng Tang 監督

(21:00/Drama/Hong Kong ・Vietnam・Australia/2005)
Heng Tang監督受賞コメント
こんなにもレベルの高い作品の中から私の作品が選ばれたことを、大変光栄に思います。
今回の受賞をもたらしてくれたのは、この作品が大きなスクリーンで上映されるまでに、頑張ってくれた出演者やスタッフ達です。SSFFの設立者、実行委員会、スポンサー、そしてボランティアのみなさん、私のキャリアを豊かにしてくれたこと、そして現代、次世代のシネマアートの保護への尽力に心より感謝いたします。


■インターナショナル部門 優秀賞
■ムービープラス/ジュピターTVアワード

“Before Dawn(夜明け前)”

Bálint Kenyeres監督

(12:40/Drama/Hungary/2005)
Bálint Kenyeres監督受賞コメント
私の作品、「Before Dawn」は、カンヌでのプレミア上映に始まり、その後、ヨーロッパやアメリカ大陸各地の映画祭で上映されて来ました。今回のショートショート フィルムフェスティバルでの受賞が、より多くの日本の皆さんにも見ていただくきっかけになることを願っています。
作品を選考してくれた映画祭スタッフ、ありがとう。審査員の皆さん、栄えある受賞を光栄に思っています。そして、今回このような表現の場を与えてくださったことに感謝いたします。
ありがとう、本当に本当にありがとう。
映画、万歳!


■アジアインターナショナル部門 優秀賞 ■東京都知事賞 

“THE LAST CHIP(ラスト・チップ)”

Heng Tang 監督

(21:00/Drama/Hong Kong ・Vietnam・Australia/2005)
Heng Tang監督受賞コメント
こんなにもレベルの高い作品の中から私の作品が選ばれたことを、大変光栄に思います。
今回の受賞をもたらしてくれたのは、この作品が大きなスクリーンで上映されるまでに、頑張ってくれた出演者やスタッフ達です。SSFFの設立者、実行委員会、スポンサー、そしてボランティアのみなさん、私のキャリアを豊かにしてくれたこと、そして現代、次世代のシネマアートの保護への尽力に心より感謝いたします。


■ナショナル部門 優秀賞 ■スーパードライアワード ■東京都知事賞

“La Belle Dame Sans Merci(つれなき美女)”

大根田英俊監督 

(15:00/Fantasy/Japan・USA/2005)
大根田英俊監督受賞コメント
この賞は、私をこれまで手伝って頂いた人達を象徴します。受賞だけでなく、それを得るための家族や、友人や、同僚の愛情に包まれる私はとても幸せです。このような愛情とサポートを受け続けられる価値の人間に成り続けたいと思います。航海士と同様、私は時には先々が不明確なアーティストの道を選びました。ショートショートが、ラ・ベル・ダム・サン・メルシーのドラマの続きであると幸いです。


■インターナショナル部門 審査員特別賞

“Hayelet Bodeda <The Substitute>(後任者)”

Talya Lavie監督

(19:00/Drama/Israel/2005)
Talya Lavie監督受賞コメント
今回、SSFF2006に参加することが出来て、とても光栄です。思いがけない審査員特別賞の受賞、本当に嬉しく思っています。異国で作られた小さな作品が、地球の逆側に住む観客の心に訴えかけることが出来るということを実感して、心が温かくなりました。忘れることの出来ない、素晴らしい経験になりました、どうもありがとう。


■アジアインターナショナル部門 審査員特別賞

“Village Football(村のサッカー) ”

Sainath Choudhury 監督

(1:25/Fiction/India/2004)
Sainath Choudhury監督受賞コメント
アジアインターナショナル部門、審査員特別賞受賞、本当に嬉しいです。今後のフィルム製作の大きな励みになりました。


■ナショナル部門 審査員特別賞

“Resonance of Tears(涙の残響)

渡辺敦彦監督 

(11:00/Drama・Experimental/Japan・France/2004)
渡辺敦彦監督受賞コメント
今回の短編は、主演俳優のヴァーノン・ドブチェフの魅力を徹底的に撮りきろうと思って作りました。音響トラックにしても、その大半は、彼の声を音源にして様々なイフェクトを加えて制作しました。全体として即興的な要素をなるべく生かすように心がけて作った映画ですが、審査員特別賞を頂くことが出来て、大変嬉しく思っております。
次回作を通じて皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。


■FC東京学生審査員アワード
■インターナショナル部門 オーディエンスアワード

“The Mechanicals(未知なる世界)”

Leon Ford 監督

(8:20/Drama/Australia/2005)
Leon Ford 監督受賞コメント
観客の皆さんから支持をいただいたこと、とても嬉しく、光栄に思います。信じられません!私の作品に限らず、投票してくれた皆さん、どうもありがとう。―熱心な観客に恵まれるというのは、素晴らしいことです。


■アジアインターナショナル部門 オーディエンスアワード

“BUNNY & CLYDO (バニー&クライド)”
Rocky Jo 監督

(18:28/Comedy/U.S.・Japan・Korea・Taiwan/2005)
Rocky Jo監督受賞コメント
オーディエンスアワードの受賞、名誉に思います。私は、日本の文化に、深い尊敬と賞賛の念を抱いています。そんな私にとって、今回の受賞は特に嬉しいものです。この賞をもたらしてくれた出演者やスタッフのみんな、ありがとう。また、映画祭実行委員会の皆さんのサポートと努力に感謝しています。「BUNNY & CLYDO」の長編版を完成させて、日本の皆さんに大スクリーンで観ていただく日が来ることを願っています。


■ナショナル部門 オーディエンスアワード

“NEGAIWAKANAU(願いは叶う)”

大隈いちろう監督

(4:00/Comedy/ Japan/2005)
大隈いちろう監督受賞コメント
一番うれしい賞です!! せひボクの映像チーム「デフロスターズ」サイト(www.defro.com)に遊びに来てください!! みんなで楽しいことをしましょう!!!

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