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【レポート】 渋谷シダックス会場初日スタート!飯島直子さん、加藤雅也さん他、全4プログラムからゲストが登場!, 6/13(水)SHIDAX会場

2018/06/14

今日から開催のシダックス・カルチャーホール会場。
初日となる本日は、4つのプログラムを上映!各プログラムでフィルムメイカーたちがゲスト登壇しました。
しかも今日はスペシャル!「A&J-6」で上映の『ホテル・エルミタージュ』にダブル主演した飯島直子さんと加藤雅也さんも揃って登場!
映画祭が華やかに盛り上がりました。

「アジア インターナショナル&ジャパンプログラム 10」

『Last Lie』からは、岡元雄作監督と、出演された林奏絵さん、優美早紀さんが登壇。
製作費約10万円という超低予算で、しかも5時間という超スピードで撮りあげたという驚きのエピソードを披露。林さんは「いつもコメディ路線の演技が多いが、今回はシリアスな話に挑戦できて新鮮だった」と語りました。
『母の日おめでとう』からは、Li-Ling Hsieh監督が登壇。
初めはホラーを撮ろうと思っていたが、意識しすぎてか怖い夢を見始めたので、母親に相談して家族愛の作品に方向転換した、という可愛らしいエピソードをお話しいただきました。しかも製作費を出されたのはそのお母さんというから、家族愛を感じさせますね。

「インターナショナルプログラム 8」

『私の息子』からはMaria Zinn監督が登壇。
ボリビアのNGOで働く中、本作の主人公に似た境遇の母親と出会い、貧しさ故に満足な医療を受けられない社会制度の現場を痛感したことが撮るきっかけに繋がったと話されました。
『道徳って何だ』では監督・脚本のAna Garciaさん、プロデューサー兼撮影監督のSam Travisさん、助監督のPablo Perezさんが登壇。
Samさんの地元で、フィルムスクールのクラスメイトと共に6日間で撮りあげたそうですが、
なぜ皆が参加してくれたのかというと、「スクールを卒業したばかりで暇だったから…」というエピソードに、会場からは笑いが起こっていました。

Maria Zinn監督

『道徳って何だ』の3人

 

「アジア インターナショナル&ジャパンプログラム 6」

『シングルマザーとして』からはMoore Thit Sett Htoon監督が登壇。
ミャンマーでのNPO活動を通じ、主人公のシングルマザーと知り合い45日で撮影したという本作。リアルなバックグラウンドをお話しいただきました。


『ノヴェラピカレスカ』からは倉田健次監督と、出演の広澤草さんと結城貴史さんが登壇。
倉田監督は2016年のSSFF & ASIAにおいてジャパン部門オーディエンス アワードを受賞した『EVERYTIME WE SAY GOODBYE』から2年ぶりの登壇。
本作では主役の2人とスクリプトから作りこんだという本作に込めた意気込みを語っていただきました。


そして『ホテル・エルミタージュ』からは、W主演された加藤雅也さんと飯島直子さんが登壇。本作は皆で作りこんでいった事から、敢えてクレジットに監督名を記載せず、TEAM HERMITAGEとした事、そして既存の日本映画のスタイルを打ち破らんと、アーティスティックでヨーロッパ風に撮影したという力強いコメントをいただきました。

 

「CG アニメーションプログラム 1」

『コトリのさえずり』からはプロデューサーSveltana Guslovaプロデューサーが登壇。
実はZhanna Beknanbetova監督がハネムーン中という事で代理登壇したという彼女。
本作がプロダクションの処女作という事で、制作に1年2か月かかったそうです。監督のお父様が実はロシアでも有名な監督という事もあり、いろいろとサポートを受けたそうで、そうした面では恵まれていたとお話しいただきました。

シダックス会場は6月17日(日)まで開催中。
会場でお待ちしています!!