2019年6月8日(土)、表参道ヒルズ スペースオーにて「第3回キテミル川越ショートフィルム大賞授賞式とノミネート作品上映」が行われました。キテミル川越ショートフィルム大賞は川越市の魅力ある地域資源を発掘し、映像による発信を行うことを目的として、川越市内で撮影をおこなった映像作品を対象としたコンテストです（主催：川越市／協力：ショートショート実行委員会）。授賞式には川合善明市長と、審査員を務めた松本蘭さん（川越市出身のヴァイオリニスト）、井上博貴さん（映画監督）、別所哲也（SSFF & ASIA 代表）が登壇。見事大賞に輝いた『おわりはじまり』の一ノ瀬晶監督には、賞状と賞金60万円が贈られました。

左から別所哲也、井上監督、ノミネート作品『作家のおとしもの』 の吉田岳男監督、一ノ瀬監督、ノミネート作品『とおりゃんせ』 の柿沼伸良監督、松本さん、川合市長。

受賞の模様

一ノ瀬監督からのスピーチ。川越市の元町地域の魅力と制作の背景を語りました。

川越唐桟の着物を着て登場した別所。

授賞式の締めくくりには、松本さんにヴァイオリンの生演奏をいただきました。

 

大賞受賞作品『おわりはじまり』

一ノ瀬晶/14：05/日本/ドラマ/2019

あらすじ

かおるは、手放すことにした家のクローゼットから夫・泰明愛用のジャケットを30年ぶりにみつける。そのポケットからは、かつて泰明がかおるに宛てたとおぼしきメモが。メモの内容はなんと町中をめぐる謎解きクエスト。かおるは渋々ながら30年前の夫の「いたずら」につきあう事を決め、小さな小さな「冒険」の旅にでる。