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TOKYO
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【進化と変化】 Short Shorts Film Festival & Asia 2010

テーマは“進化と変化”

巷では3Dなど新たな映像技術の波が押し寄せ、iPhoneやiPadなどスマートフォンの話題でもちきりの中、新たな映像コンテンツの需要の高まりを見せた2010年。映画祭も新たな映像文化の時代の幕開けに対し、“進化と変化”というテーマのもと、様々な新しい試みを展開。映画祭史上初となる「3Dプログラム」の上映や、ニュージーランド有数のVFXスタジオ「Weta」からスタッフを招聘し、ハリウッド大作のVFX技術をショートフィルムに取り入れる方法などを解説。
さらに、音楽と映像の融合として“ミュージックShort”という新しいジャンルの確立や、iPhone、iPadに向けたショートフィルムのアプリ販売など、幅広い分野で展開を見せました。


全国2都市&海外開催

日本国内の開催では昨年に引き続き、東京・横浜の全2都市にて映画祭を実施しました。
また、9月4日~10日まで5回目となるメキシコシティーでの開催他、アジア諸国での基盤づくりとして、10月1日~3日にはマレーシアでも初の海外開催を行います。

世界約96カ国、4000本以上の応募がありました

2010年の特徴は国のバラエティーの多さ。映画祭史上最多の23カ国からの38本のショートフィルムを、インターナショナル部門にて紹介。
また4回目の開催となった、ストップ!温暖化部門では、CGやアニメーションの増加が目立ち10カ国/地域より13作品が入選しました。


コンペティションプログラム

インターナショナル部門

昨年を遥かに上回る3004本の応募が、世界23ヵ国/地域より集結。38作品のノミネート作品をご紹介しました。また、特別招待作品とし名女優 ローレン・バコール主演、ナタリー・ポートマン初監督作品「EVE」を上映。

アジア インターナショナル部門

アジア13カ国から551本の応募があり、そのうちの13本(8カ国)を上映。ノミネート本数の過半数の6本が韓国からの応募という結果になりました。他、中国、シンガポール、フィリピン、イラン、パキスタンなどバラエティに富んだラインナップをご紹介。特別招待作品として、韓国版「花より男子」の主演女優、ク・ヘソン監督作「The Madonna」を上映。

ジャパン部門

273作品の応募の中から厳選された11作品を上映。安価な映像機材の流通により、HDで撮影された作品が増加。映画祭としてHD上映を見当するなど、テクノロジーの発展を感じさせるハイクオリティな作品が目立ちました。また特別招待作品として、行定勲監督幻のアニメーション「ぼらの寝顔」を上映しました。

ストップ!温暖化部門

今年が第3 回目となる本部門は、チャレンジ25 キャンペーン(環境省)とのコラボレーションにより、“地球温暖化”をテーマとした作品を世界中から募集。300 本以上の応募の中から、選りすぐりの13 作品を上映しました。また、アナン前国連事務総長の呼びかけで「音楽署名運動」に約60名のアーティスト・俳優が参加した話題作「地球が燃えている」も特別上映。去年に引き続き、J-WAVE もこの部門に賛同。J-WAVE リスナー審査員により選ばれる「J-WAVE アワード」も授与いたしました。

旅シヨーット!プロジェクト

新部門となる同部門は、観光庁(国土交通省)からのサポートのもと「旅っていいな」「旅がしたくなった」をキーワードに、日本の魅力を描写する作品を募集。総数71本の応募の中から、9作品を上映しました。沖縄県の若干13歳による作品もノミネートされるなど、巷の話題となりました。
また、本プロジェクトの特別製作作品として、柏原収史、知念里奈出演「青春マンダラー!」(田嶌直子監督作)もプレミア上映。
また、来年から本格的に始動する“日韓観光振興プロジェクト”の発表と共に、本プロジェクトの一環として“日韓シンポジウム1&2”を開催。
“シンポジウム1”では、ジャパン・フィルムコミッション(JFC)副理事長の田中まこ氏による基調講演他、アシアナ国際短編映画祭実行委員長を務めるアン・ソンギ氏、日本側のパネリストとして、行定勲監督、日本と韓国で女優として活躍する笛木優子氏、また映画祭代表の別所哲也も参加し、現場の視点から制作サイドから見た「観光と映画」、映画から生まれた観光スポットの影響力、映像による日韓観光振興の可能性などについて議論されました。
“シンポジウム2”では、韓国の若手人気女優、ク・ヘソン氏他、日韓の若手映像監督が参加し、日本の観光地をテーマとした映像製作や、日本の観光資源映像化の可能性について議論しました。

ミュージックShort PV部門

2年目となる人気の「ミュージックShort PV部門」では、ショートフィルムの視点でセレクトしたミュージックビデオを今年も多数上映。スキマスイッチ「8ミリメートル」のちょっと不思議なラブストーリー他、犬童一心監督 YUKIの「うれしくって抱きあうよ」、俳優のヒース・レジャーが死の直前に監督を務めた「KING RAT」など、今年も盛り沢山のラインナップ。森友嵐士、小山薫堂、岩田ユキ、園田俊郎なども駆けつけ、舞台挨拶も盛り上がりを見せました。

ミュージックShort クリエイティブ部門

新部門となる「ミュージックShort クリエイティブ部門」では、5月28日に、特別製作作品3作品(「ミステルロココ」「ゆっきーな」「me, too」)の完成発表会を実施。大勢のメディアが注目する中、3作品のキャスト、製作スタッフが勢ぞろいし舞台挨拶を行いました。また、特別参加作品として青山真治監督の「DOWN」(楽曲:マルカート「マロニエ通り」)を上映。映画祭期間中には、青山真治、坂上弘、LIL、佐津川愛美、猫ひろし、JYONGRIなど豪華ゲストが来場し、Q&Aに参加しました。 特別プログラム

NEO JAPAN

日本人監督奨励プログラムとして、ハイクオリティな9作品を上映。同部門特別上映作品として、話題賞受賞・沢村一樹監督作、WOWOWオリジナルドラマ“ブカツ道”より「パシュっとな!」を上映。

3Dプログラム

映画祭初の3Dプログラムを実施。世界プレミア上映作品を含む、傑作3D ショートを2プログラムに別け上映。映画「JUON」「戦慄迷宮3D」などカルトヒットを放つ清水崇監督や、若手3Dクリエイターをゲストに迎え、3D映像の魅力を語って頂きました。

アカデミープログラム

毎年人気の「アカデミープログラム」では、2010年度の米国アカデミー賞ノミネート&受賞作品を一挙4作品上映しました。

サクセスプログラム

米国アカデミー賞主要5部門ノミネート、ジョージ・クルーニー主演「マイレージ、マイライフ」のジェイソン・ライトマン監督作をはじめ、過去映画祭で紹介し、今や長編映画で活躍している監督のショートフィルムを一挙上映しました。

ニュージーランドプログラム

Weta の世界的成功を機に、映画産業が急成長中のニュージーランド作品が大集結。「ロード・オブ・ザ・リング」のピーター・ジャクソン秘蔵プロデュース作、同シリーズ「王の帰還」でアカデミー賞美術賞を受賞したグラント・メジャー監督デビュー作など、超豪華ラインナップを上映。

タイ特集

タイ・バンコク版「New York, I Love You」とも言えるオムニバス「サワディー・バンコク」より、ウィシット・サーサナティヤン監督(「怪盗ブラック・タイガー」)作品、ペンエーグ・ラッタナルアーン監督(「地球で最後のふたり」主演:浅野忠信)作品、ソーラポン・チャートリー(「マッハ弐」)と韓国女優のイム・スジョンが主演をつとめる、アディタ・アサラット監督作品「変わりゆく街、プーケット」を上映しました。また、アディタ・朝ラット監督も来日。

フレンチ・ショート特集

「フランス映画祭2010」から、ショートフィルムセクションで紹介される作品をリバイバル上映。第35 回セザール賞短編映画部門にノミネートされた、「ドンデ エスタ キム・ベイシンガー?」、巨匠クロード・ルルーシュ監督のご子息シモン・ルルーシュ監督作品「7.57 am-pm」、そしてブルース・リーファン必見「燃えよ、プチ・ドラゴン」など豪華ラインナップを横浜開催限定プログラムとして、ブリリア ショートショート シアターにて上映しました。

韓国ミュージッククリップ(KMC)

楽曲をもとに、ひとつのドラマとして制作されることの多い韓国のミュージッククリップ。 今年のメインは、昨年大ヒットした、韓国を代表する男性シンガーで、今年は日本でも中野サンプラザで単独公演を行い、チケットがSOLD OUT になる人気を集めているパク・ヒョシンが歌う、ヒット曲「愛した後に」のミュージックビデオをディレクターズカットでご紹介。人気俳優のパク・ヨンハが主演し、全編スイスロケを行った感動巨編です。また、今年日本でもブームが始まった、韓国のガールズグループのミュージックビデオもご紹介。

ショートストーリーなごや

名古屋の魅力満載のショートフィルム4本を上映。映像の分野における才能の発掘・育成と、名古屋の隠れた魅力を全国へ発信しました。

キヤノン フルHD ムービーワークショップ

デジタル一眼レフカメラ EOSシリーズの高画質な映像がムービーとなって動く「EOS MOVIE」。業務用ビデオカメラの新製品Xシリーズな、キヤノン製品がもたらす、新しい映像表現の世界を映像制作の第一人者が語るワークショップを開催。EOS7Dで全編撮影した映画「音楽人」の舞台裏を伊藤秀隆監督、ニホンマツアツヒコ氏が解説。業務用ファイルベースカメラXF305/300の実力を電報児の田村貴匡氏が紹介。「青春マンダラー!」の田嶌直子監督、「ゆっきーな」の渡邊世紀監督、百瀬修司撮影監督も来場し、作品製作の秘話を語りました。

Wetaセミナー Supported by Vantan

バンタンデザイン研究所サポートのもと、若手クリエイターの育成を目的としたセミナーを開催。大ヒット映画「アバター」「第9地区」を世界に送り出したVFXスタジオ・Wetaの創始者リチャード・テイラー、マーティン・ベイントンが来日し、低予算でヒット作を産む秘訣を伝授。

クリエイターズサミット Supported by Vantan

バンタンデザイン研究所サポートのもと、公式コンペティションにノミネートされた国内外の監督を集め、「ショートフィルムの可能性」をテーマにトークショーを実施。
コンペティション参加監督のほか、これまでに映画祭で活躍してきた監督、現在映像産業で働くプロ監督をパネラーに迎え、ショートフィルムコンテンツがビジネス展開した事例、国の助成により作品製作を行った事例、どのような方法で映像産業に就職したかなど、各国の事情を探るほか、参加監督や特別参加するバンタンデザイン研究所の学生たちからも質問を募り、情報と意見を交換をしました。

TOHOシネマズ六本木ヒルズ

6月11日と12日の2日間、TOHO CINEMAS 六本木ヒルズにてオールナイト上映が行われました。「日本人監督奨励プログラムNEO Japan」を始め、特別プログラムである「サクセスプログラム」や、映画祭初の試みとなった「3Dプログラム」をオールナイト限定で上映。

オープニングイベント

昨年に引き続き、表参道ヒルズ スペースオーにて開催。

2010年度の開催概要のアナウンスメントのほか、月間5000万PVを誇る人気サイト・美女暦とのコラボプロジェクト「女優誕生プロジェクト」の発表や、販売後5万ダウンロードを記録した“ショートショートアプリ”のiPad版アプリ発売を発表。“進化”と“変化”を象徴するプロジェクトの旗揚げに、メディアも注目。

また、2011年に向け始動する「日韓観光進行プロジェクト」の発表に際し、アシアナ国際短編映画祭実行委員長で韓国の国民的俳優、アン・ソンギさんも来日。藤本祐司 国土交通大臣政務官と共に、新プロジェクトへの激励を頂きました。特別賞には、沢村一樹さんが初メガホンをとった「WOWOWオリジナルドラマ “ブカツ道” より パシュっとな!」、話題賞には、韓国の若手人気女優 ク・ヘソン監督作「The Madonna」が受賞となりました。
プレゼンターには、日本版「花より男子」美作あきら役の阿部力をお迎えしました。

アワードセレモニー

アワードセレモニーを6月20日に開催。会場には、約1500人のお客様が来場されました。総勢10名の豪華審査員の方々や、「ミュージックShort部門」参加アーティスト方々など、豪華な面々が続々と来場。レッドカーペット前を賑わせました。
賞も増え、監督席も盛り上がりを見せる一方で、今年は異例の「ジャパン部門優秀賞該当なし」という結論に。今後の期待を込め、奨励賞を選出することとなりました。


審査員

【オフィシャルコンペティション公式審査員】

アルベルト・カレロ・ルゴ (ラテンビート映画祭プロデューサー)
草野 仁(TVキャスター)
塩谷 瞬(映画俳優)
桃井かおり(女優・映画監督)
行定 勲(映画監督)

【ストップ!温暖化部門公式審査員】

奥田瑛二 (俳優・映画監督)
崔 洋一 (映画監督)
佐藤江梨子 (女優)

【旅シヨーット!プロジェクト】

忽那汐里(女優)
デーブ・スペクター (放送プロデューサー)
行定 勲 (映画監督)※公式審査員兼任


アワード

グランプリ :ミュージアムとショコラ / Thomas Korthals Altes

【インターナショナル部門】

優秀賞 ミュージアムとショコラ / Thomas Korthals Altes
オーディエンスアワード ある脚本家の災 / Eric Raynaud
FC東京学生審査員アワード 信号機とおまわりさん / Giulio Ricciarelli

【アジア インターナショナル部門】

優秀賞・東京都知事賞 ボンサイ / Alfonso Torre III
オーディエンスアワード八月十五日 / Xuan Jiang

【ジャパン部門】

奨励賞 家族のしらべ / 山本亜希
オーディエンスアワード Mr. バブルガム / 片岡 翔

【ストップ!温暖化部門】

優秀賞(環境大臣賞) お勘定 / Peter Wedel
オーディエンスアワード リバー / 今泉真也

【ミュージックShort PV部門】

優秀賞 8mm / 岩田ユキ (アーティスト:スキマスイッチ)

【ミュージックShort クリエイティブ部門】

優秀賞(フェイス・ワンダワークスアワード) クレイフィッシュ / 常盤司郎
特別賞(青山真治賞) : nodule / 山田雅史

スポンサーアワード

FRED ベストアクターアワード 運命の出会い / Dustin Seavey
FRED ベストアクトレスアワード 八月十五日 / Meng Tingyi
J-WAVE アワード リバー / 今泉真也

その他のアワード

特別賞WOWOWオリジナルドラマ “ブカツ道” より パシュっとな! / 沢村一樹
話題賞 愉快なお手伝い / ク・ヘソン