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TOKYO
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【奇想天外】 Short Shorts Film Festival & Asia 2011

ショートフィルムは"映像の未来地図"

昨年の3D映画ブームや、スマートフォンの普及、更に映像機材の発達により、ショートフィルム界にも大きな変化の現れた年。SHARPやスカパー!協賛のもと実施した、3D部門や、デジタルハリウッドとの業務提携後第一弾の取り組みとして行われた、CGプログラム、キヤノンのデジタル一眼レフカメラEOSで撮影された高画質のショートフィルムを特集した"EOS MOVIEプログラム"など、 "映像の未来地図"を垣間見る、新たな技術的試みが増えました。


全国2都市&海外開催

日本国内の開催では昨年に引き続き、東京・横浜の全2都市にて映画祭を実施しました。また、9月1日~9日まで6回目となるメキシコシティーでの開催他、アジア諸国での基盤づくりとして昨年スタートしたマレーシア開催も、11月11日~13日での開催を予定しています。

世界104カ国、4200本以上の応募がありました

2011年は、前年度を上回る104カ国から4200本以上の応募があり、国のバラエティは勿論のこと、HD画質の作品が増えていく背景を受け、映画祭の上映フォーマットをHDで統一。より高画質で、ショートフィルムを楽しめる機会の創出となりました。

海外映画祭とのコラボレーション

アジアのマーケットを開拓する足がかりとして、台湾第2の都市、高雄市にて開催されている「高雄映画祭」と、韓国でも有数の短編映画際である「アシアナ国際短編映画祭」の2つの映画祭とコラボレーションを実施。高雄映画祭では、お薦めプログラムの交換上映。アシアナ国際短編映画祭では、旅シヨーット!プロジェクトの一環としてとして立ち上がった"日韓観光振興プロジェクト"を一緒に盛り立てるため、現地にて"韓国トラベル・ショート"という部門を立ち上げ、"旅シヨーット!プロジェクト"の上映作品との交換上映を行いました。


コンペティションプログラム

インターナショナル部門

映画祭史上最多の応募数となる3065作品から、選りすぐりの35作品(16カ国)がエントリー。特別招待作品には「セレブリティショート」として、「英国王のスピーチ」のコリン・ファース、「パイレーツ・オブ・カリビアン」のキーラ・ナイトレイ出演、監督は「プライドと偏見」のルパート・フレンドの「スティーブ」、「ソーシャル・ネットワーク」のジェシー・アイゼンバーグ主演「廊下の彼氏」、そして「インセプション」のジョセフ・ゴードン=レヴィットがメガホンをとった「スパークス」の3作品を上映しました。

アジア インターナショナル部門

585作品が17カ国から集まり、アニメーション、エクスペリメンタル、ロマンスなど多岐に渡る作品17作品がノミネート。特別招待作品として「オールドボーイ」のパク・チャヌク監督が弟のパク・チャンギョンとタッグを組んだ「波瀾万丈」、そして台湾を代表する映画監督、ツァイ・ミンリャン(「黒い眼のオペラ」)の「マダム・バタフライ」を上映しました。

ジャパン部門

2010年の応募数を上回る、過去最多の343作品の応募があり、選びぬかれた16作品を上映。HD撮影された作品の増加と共に、海外映画祭での受賞暦をもつ作品が増え、部門全体のクオリティーの底上げを感じるラインナップとなりました。

ストップ!温暖化部門

第4 回目となる本部門は、チャレンジ25 キャンペーン(環境省)とのコラボレーションにより、"地球温暖化"をテーマとした作品を世界中から募集。282作品の応募の中から、選りすぐりの13 作品を上映しました。また過去上映され好評を博した、加瀬亮、真木よう子主演のショートフィルムGreen Film Project「everyday」を特別上映。また、去年に引き続き、J-WAVE もこの部門に賛同。J-WAVE リスナー審査員により選ばれる「J-WAVE アワード」も授与しました。

旅シヨーット!プロジェクト

第二回の開催となった同部門は、観光庁(国土交通省)からのサポートのもと「旅っていいな」「旅がしたくなった」をキーワードに、日本の魅力を描写する作品を募集。総数86本の応募の中から、7作品を上映しました。東日本大震災を受け、海外に向けての日本の魅力発信として、今後更に注力して行きたいプロジェクト。また、本プロジェクトの一環としてスタートした"日韓観光振興プロジェクト"の特別製作作品として2作品を製作。韓国人監督、韓国人キャストによる鎌倉・藤沢ロケの「スマイルバス」(パク・コニョン、リュ・ヒョンギョン、田中要次出演)と、日本人監督、日本人キャストによる、韓国・ソウルロケの「スーパースター」(櫻井淳子、キム・ウンス出演)を世界プレミア上映しました。

NEO JAPANプログラム

国内からの応募数は毎年着々と伸び、2011年は映画祭史上最多の343作品。一つでも多くのショートフィルムを、多くの観客に届けたい!という想いから、今年の日本人監督奨励プログラムNEO JAPANで、才気溢れる日本人監督の作品を紹介しました。

ミュージックShort 部門

<ジャパンミュージックShort>
ショートフィルムの視点でセレクトしたミュージックビデオ作品と、楽曲をもとにクリエイターが製作したオリジナルショートフィルムを10本上映。水嶋ヒロ原作・脚本・特別出演、GIRL NEXT DOORの「Silent Scream」、栗山千明がマブイ女を演じる「コールドフィンガーガールROCK SHORT FILM」、またオリジナルショートフィルムでは、Every Little Thing、サカナクション、クラムボンなどの人気アーティストの楽曲をもとに製作された作品がラインナップ。また、ミュージックShort部門特別製作作品として、SSFF×Superflyのコラボが実現。監督は2009年に同部門優秀賞とオーディエンスアワードのダブル受賞を果たした常盤司郎監督。濱田龍臣、新井浩文、南沢奈央、田口トモロヲの豪華共演が話題となったショートフィルム「皆既日食の午後に」が世界プレミア上映されました。

<コリアンミュージックShort>
昨年に引き続き、韓国ミュージックビデオ界のパイオニア、チャン・ジェヒョク監督が来日。自身の作品である、韓国のオーディション番組で誕生したスーパースター、ソ・イングク主演の"愛してるU"、韓国の国民的人気を誇るガールズグループWonder Girlsの"2 Different Tears"など人気の最新作を上映。MCにはラジオDJで韓国大衆文化ジャーナリストの古家正亨さんを迎え、ドラマ的な作りを特徴としてきた、韓国ミュージックビデオの原点に経ち戻りその魅力を語りました。


特別プログラム

3D部門 supported by SHARP

シャープ株式会社と本映画祭とのコラボレーションにより実現した、初の「3D部門」。アメリカ、フランス、コロンビア、韓国など、世界各国で製作された多種多様な3Dショートフィルムのコンペティション。新しい撮影技術や、視覚への影響を考慮した作品など、3D業界の最新事情を体験できるのも魅力の一つ。「シャープスマートフォン3DコンテストCG・アニメーション部門」からの選抜作品も加わり、3D部門優秀賞は26日のアワードセレモニーで発表されました。
「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」などで世界的にも評価の高い押井守監督が審査員として来場するイベントや、3D長編映画「ALWAYS3丁目の夕日'64」の公開を控える山崎貴監督を迎えての、スカパー!Presents クリエイターズトークセッションなど、3Dを語る上では欠かせない、豪華ゲストを迎えてのイベントも開催しました。

CGプログラム

IT関連及びデジタルコンテンツの人材育成スクール・大学・大学院を運営するデジタルハリウッド株式会社と本映画祭が業務提携を結び、"世界基準のCG クリエイターの育成と輩出"を目指します。提携後第一弾の試みとして、映画祭初となるフルCG作品を集めた「CGプログラム」を設立しました。DIGITAL FRONTIER GRAND PRIX 2011のグランプリ作品や、米国アカデミー賞短編アニメーション部門受賞作品、イアン・マッケラン(「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズ)、ジョセフ・ファインズ(「恋に落ちたシェイクスピア」)が声の出演をはたした作品など、最新のCG技術と、ダイナミックな演出が見所のプログラムとなりました。

EOS MOVIEプログラム

映像業界ではスタンダードになりつつある「EOS MOVIE」。国内公募で集まった全作品の約4 分の1 がキヤノンのデジタル一眼レフカメラ「EOS」を使用して撮影されています。本映画祭ではキヤノンマーケティングジャパン株式会社とコラボレーションし、「EOS MOVIE プログラム」を新たに設立。本映画祭の応募作品の中から「EOS」で撮影された、選りすぐりの5 作品を上映しました。

フットボールプログラム presented by J. LEAGUE

2011年、20 周年を迎える社団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)と本映画祭がタイアップし、スポーツの持つ力を、映像を使ってより多くの方にお届けする特別プログラム「フットボールプログラム」を設立。今回のタイアップでは、"フットボール"をテーマにしたショートフィルムを世界中から集め、本映画祭にて特別上映をしました。なお、Jリーグとのタイアップは、2012年度以降についても継続し、実施していく予定です。

桐生プログラム

桐生青年会議所と、群馬県桐生市の記念事業として立ち上がった「きりゅう映画祭」とコラボレーションをし、桐生市を舞台としたショートフィルム4 作品の製作に協力。桐生市民になじみ深い建造物や町並みがロケ地として登場する作品や、2011 年のパリコレに参加した、桐生出身の服飾ブランド「UNDERCOVER」のデザイナー・高橋盾氏主演のドキュメンタリー作品も上映しました。

韓国トラベル・ショート

昨年11月、ソウルで開催されたアシアナ国際短編映画祭にて、観光庁(国土交通省)と本映画祭の共同プロジェクトである日本の旅、魅力を紹介する「旅シヨーット!プロジェクト」プログラムを特別上映しました。また、同映画祭ではこの両国の「旅」をテーマにしたショートフィルムの交流を図るべく、「韓国トラベル・ショート」部門を立ち上げ、入選作を上映しました。本映画祭では引き続き、観光庁と「日韓観光振興プロジェクト」の一環として、AISFF交流プログラム「韓国トラベル・ショート」を特別上映しました。

韓国イベント

日韓観光振興プロジェクト特別製作作品2作品のキャスト、監督をお招きし、撮影時のエピソードや日韓両国のロケ地の魅力を紹介。「スーパースター」からは櫻井淳子さん、キム・ウンスさん、萩原健太郎監督、「スマイルバス」からはパク・コニョンさん、リュ・ヒョンギョンさん、田中要次さん、パク・サンジュン監督が登壇しました。また、アシアナ国際短編映画祭の実行委員長を務める、アン・ソンギさんはじめ、同映画祭の関係者を迎え、日韓両国の映像を通じた「観光振興」の重要性や可能性についてトークしました。

高雄映画祭プログラム

2010年10月、SSFF & ASIAは、台湾第2の都市、高雄で行われる高雄映画祭とパートナーシップを組み、SSFF & ASIAからの受賞作品など特別上映を行いました。高雄映画祭は、主に国内外の長編作品を上映する他、国内(台湾)のショートフィルムの上映も積極的に行っています。SSFF & ASIA 2011では、高雄映画祭が推薦する台湾若手作家の優秀作品を「愛の世代」と「となりの英雄」と題されたテーマで特別上映しました。また、高雄映画祭の主催者もQ&Aに参加し、台湾の映画事情についてもトークしました。

イタリアプログラム

イタリア統一150周年を記念し、映画史に名を残す巨匠ミケランジェロ・アントニオーニ監督の秘蔵作品や、『マレーナ』の女優モ二カ・ベルッチ主演作、2010年カンヌ映画祭主演男優賞受賞、エリオ・ジェルマーノ主演作など、イタリア新旧の才能が大集結したプログラムを上映しました。

アカデミープログラム

米国アカデミー賞公認映画祭が贈る、世界最高峰のアカデミープログラム。最新の2010年度アカデミー賞作品5作品を上映しました。世界が認めたハイクオリティなショートフィルムを堪能できるのは、本映画祭ならではの醍醐味です。

セレブリティ&マエストロショート

海外では有名俳優がショートフィルムに積極的に参加して、アーティストとしての可能性を広げています。そうした作品を、"セレブリティショート"としてご紹介。2011年度米国アカデミー賞主演男優賞受賞のコリン・ファース主演作「スティーブ」、「インセプション」のジョセフ・ゴードン=レビットが脚本・監督・編集・音楽の4役をこなす「スパークス」、そして「ソーシャル・ネットワーク」のジェシ・アイゼンバーグ主演の「廊下の彼氏」の3本を紹介。また、有名監督による「マエストロショート」では、「オールドボーイ」のパク・チャヌクが製作した話題作「波瀾万丈」や、台湾のツァイ・ミンリャン監督作品含む、4作品を上映しました。

フレンチ・ショート特集

「フランス映画祭2011」から、「短編集セレクション」で紹介された5作品をリバイバル上映。次世代を担う若手フランス人監督のアニメーション、ドラマ、コメディなどバラエティ溢れる作品が満載。監督を招いてのQ&Aも実施。横浜開催限定プログラムとして、ブリリア ショートショート シアターにて上映しました。

ショートストーリーなごや

名古屋の魅力満載のショートフィルム3本を上映。映像の分野における才能の発掘・育成と、名古屋の隠れた魅力を全国へ発信しました。

セミナー

2009年「ゼロの焦点」で日本アカデミー賞優秀作品賞、優秀監督賞の二冠を達成した、犬童一心監督が、映像クリエイター志望者を主な対象として、今後の映像業界の門を叩くヒントを講義しました。前半は、学生時代に作った作品の「ぴあフィルムフェスティバル」入選や自主制作時代の経験からCMディレクターとして映像業界に入った経歴などを語っていただき、監督が「キリンコンテンポラリーアワード」を受賞した実写とアニメーションのショートフィルム「金魚の一生」を上映&解説。後半は、監督の代表的なCM作品上映を含め、長編映画監督としての成功、ショートフィルムと長編の違い、そして映像業界で必要な資質についても語っていただきました。

TOHOシネマズ六本木ヒルズ

6月17日と18日の2日間、TOHO シネマズ六本木ヒルズにてオールナイト上映が行われました。「日本人監督奨励プログラムNEO JAPAN」を始め、特別プログラムである「イタリアプログラム」や、映画祭初の試みとなった「CGプログラム」や「フットボールプログラム」、毎年人気の「アカデミープログラム」などハイクオリティのお薦め作品を上映。深夜にも関わらず、監督も来場しQ&Aも実施しました。

オープニングイベント

昨年に引き続き、表参道ヒルズスペース オーで実施。「映像の力で日本に元気を!」というコンセプトの下、様々なチャリティ企画を発表しました。俳優・佐藤浩市さんがサポーターとして加わり、楽曲提供にはR&BシンガーのEMI MARIAさん、監督には本映画祭にも縁のある若手実力派、大森清一郎監督を迎え、"笑顔になる瞬間"というテーマの下、一般公募で世界中から集められた写真をつむいだ作品「GET UP」を製作。一人一人、作品に対する想いを語っていただきました。また、話題賞には、アーティストとしても監督としても幅広く活躍する、石井竜也さんの「笹 – sasabune - 舟」が受賞。石井さんからは喜びのコメントと共に、被災地の方々への温かいメッセージを頂きました。またJリーグとの初コラボレーションとなる「フットボールプログラム supported by J. LEAGUE」の発表を行い、特別サポーターとしてスポーツジャーナリストの松木安太郎さんが登場しました。

アワードセレモニー

映画祭最終日となる6月26日に、明治神宮会館にてアワードセレモニーを開催。会場には、約1500人のお客様が来場されました。総勢11名の豪華審査員の方々や、ミュージックShort部門特別製作作品「皆既日食の午後に」出演の濱田龍臣さん、南沢奈央さん、常盤司郎監督、日韓プロジェクト特別製作作品「スーパースター」主演の桜井淳子さん、萩原健太郎監督など、豪華な面々が続々と来場。レッドカーペット前を賑わせました。新たな試みも増え、監督席も盛り上がりを見せる一方で、今年は映画祭史上初の日本人監督のトリプル受賞獲得者が出ました。


審査員

【オフィシャルコンペティション公式審査員】

犬童一心 (映画監督・CMディレクター)
小澤征悦 (俳優)
菊川 怜 (女優)
鳥越俊太郎 (ジャーナリスト)
ジョージナ・ポープ (プロデューサー)

【ストップ!温暖化部門審査員】

石原良純 (俳優・気象予報士)
江守正多 (気象学者)
黒谷友香 (女優)

【旅シヨーット!プロジェクト審査員】

セイン カミュ(タレント・俳優)
菊川 怜 (女優)※公式審査員兼任
中島信也 (映画監督)

【3D部門特別審査員】

押井 守 (映画監督)


アワード

グランプリ : ヘルムートの誕生日 / Nicolas Steiner

【インターナショナル部門】

優秀賞 ヘルムートの誕生日 / Nicolas Steiner
オーディエンスアワード クロスワード / Vincent Gallagher

【アジア インターナショナル部門】

優秀賞・東京都知事賞 パープルマン / Tak-hoon Kim, Jin-young Yoo, Jin-ho Ryu, Sung-ho Park
オーディエンスアワード街の思い出 / Xianjian Xue

【ジャパン部門】

優秀賞・東京都知事賞 中国野菜 / 河村勇樹
オーディエンスアワード TSUYAKO / 宮崎光代

【ストップ!温暖化部門】

優秀賞(環境大臣賞) シロクマ / 片岡 翔
J-WAVE アワード シロクマ / 片岡 翔
オーディエンスアワード シロクマ / 片岡 翔

【ミュージックShort部門】

優秀賞 サイレント スクリーム / 小泉徳宏 (アーティスト:GIRL NEXT DOOR)

【3D部門 supported by SHARP】

優秀賞 ウユユイ / Santiago Caicedo

【ベストアクター/ベストアクトレスアワード】

ベストアクターアワード海の彼方 / Francisco Tavares
ベストアクトレスアワード駅のホームで / Lily Knight
その他のアワード

話題賞笹 – sasabune - 舟 / 石井竜也