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映画祭のミッション

映画の出発点を見つめる

アメリカ、ヨーロッパを中心とした欧米では「ショートフィルム」の世界が、映画界を担う新しい才能の発掘の 手段ともなっています。例えば、画家がデッサンを描くように、ミュージシャンが売り込みの為デモテープを作るように、世界各地における「短編映画祭」で自作を発表し、才能のある若手監督は、自作の「ショートフィル ム」がプロデューサーの目にとまることで、大きなチャンスを手にいれる事ができます。言い換えれば、ショートフィルムの世界に集まる数々の作品には、未来のルーカスやスピルバーグとなるような若い才能が隠れているのです。
この様に、「ショートフィルム」は、明日の映像文化を担う若手作家たちの出発点でもあり、我々も映画祭を通じて、洗練された才能をアメリカから直輸入して紹介し、「ショートフィルム」の魅力を日本をはじめ、 世界中のショートフイルム ファンにアピールしたいと考えています。

未来形の映像コンテンツを紹介する見本市

21世紀に入り、メディアのデジタル化社会への移行のなか、通信・放送事業を中心に産業構造そのものが大きく 変化しようとしています。そんな中、「ショートフィルム」が映像コンテンツの役割として注目を集めるのも現状です。本フィルムフェスティバルは、映像を中心に進行する産業構造革命を背景に、そんな変化を最も機敏に感じとる若手映像作家が作る「ショートフィルム」の世界を紹介し、日本における「ショートフィルム」の認知 度を高めることも目的としています。
まだ脚光を浴びていない「ショートフィルム」というジャンルを積極的に 取り上げていくことで、最終的には、本映画祭を「ショートフィルム」の世界的な見本市に育てていくことが理 想であると考えています。

国際文化交流として

また、本映画祭では、過去に渡り、映像大国アメリカの作品を中心に、若手の映像作家たちが作った新しい作品 を上映するとともに、巨匠たちが残した歴史的遺産でもある初期の「ショートフィルム」を振り返ってきました。 それを通じて「映像の世紀」である20世紀を振り返り、21世紀に向けた映像文化の未来を考えます。アメリカでは「映像考古学」と呼ばれる新しい学問も生まれているように、映像スタイルの歴史と現在を見つめることは、 私達に求められていることだと考えるからです。
また、本映画祭は、世界の映像文化に影響を与えた、日本の浮世絵のような絵画的な構図や手法との関連性を、ショートフィルムを制作する若手映像作家を中心に議論するシンポジウムを行い、より映像文化を考察し、海を越えた、映像文化の国際文化交流の深度を高めることも目的としてい ます。

新しい才能と出会う、才能発見型の祭典

また、大きな組織で構成される既成の映画祭では、あまり光を当てられることがないショートフィルムの作品群に こそ、財政的に逼迫した多くの映像作家が存在しています。
限られた予算内で自分の伝えたい世界観を表現する事 は、時間の余裕のある長編映画と違い、そう簡単ではありません。
限られた予算、時間の中で作り上げられる世界は、映像作家の才能そのものだといえるでしょう。そういった、若い未来型の才能を発見し、観客も、一緒にその才能の方向性に啓発を受けられる、そんな映画祭を目的としています。

ネットワーク型の祭典を開催

「ショートショート フィルムフェスティバル」では、映画祭実行委員会を組織し、学生ボランティア参加を募ることで、各開催地の国際的な映像文化交流・地域振興の具体的な形を創出します。また、各国大使館後援による文化交流とツアー形式になる複数の地方自治体とネットワーク的に結ばれた映像の祭典を通じて、各都市の相互間交流に大きく寄与すると考えます。
さらに、地域振興型の文化交流によって、公共性ある映画祭の実行運営のノウハウを持った人材の育成にも繋がります。本フィルムフェスティバルは、以上のような波及効果とともに、「ショートフィルムの世界」という、日本にとって新しい映像文化のスタイルを紹介する中長期的な文化事業だと考えます。
一過性の文化イベントとしてではなく、深く日本の映画文化意識に根ざし、明日の映像文化の行方を歴史的に考える、継続性・連続性のある一大文化事業としての波及効果を創出できるであろうと考えています。

日本を中心にアジアの作品、クリエイターを支援

最後に、本フィルムフェスティバルでは、米国、欧米を中心に、若手の映像作家たちが作った新しい作品を上映するとともに、日本の若手映像作家を紹介する「ジャパン・ショート・ショート」の場を設ける事により、日本の次 世代のビジュアルメイカーを支援していくシステムの構築を、2001年の開催からスタートしました。多くの海外における、若手作家や海外の作品に刺激を受けながら、お互いに映像交流の場を持つ事により次世代のビジュアルメイカーをサポートしながらその輪を、アジアに広げることでこのフィルムフェスティバルを通じて21世紀に向けた映像文化の未来を考えます。