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【イベントレポート】多彩な上映とキッズワークショップ
2025.06.11
映画祭の週末イベントでは、WITH HARAJUKU HALLとLIFORK HARAJUKUの隣接する2会場にて、それぞれのプログラムが行われました。
WITH HARAJUKU HALL会場:国際的な作品と観客
こちらの会場では、5つのコンペティション部門の作品が上映され、多くの観客でにぎわいました。特に印象的だったのは、海外からのお客様の多さ。改めて、この映画祭が持つ国際的な影響力を実感する瞬間でした。
当日ふらっと立ち寄った方が、その場でチケットを購入してくださる場面もあり、作品の魅力が通りすがりの方の心にも届いていることを感じました。
また、インターンとして海外の監督へのインタビューも実施。作品に込めた思いや、ショートフィルムならではの挑戦について、貴重なお話をうかがうことができました。
LIFORK HARAJUKU会場:子どもたちの創造力の可能性を感じた日
隣のLIFORKでは、家族向けの「ファミリー・クリエイティブ・フェス」が開催され、ワークショップや上映など、子どもたちの感性が輝く時間が流れました。
『スーパームーン』チラシづくりワークショップ
お昼頃行われたのは、映画『スーパームーン』のチラシづくり。コピーライティングの基礎からしっかり学ぶという、本格的な内容に驚かされました。2時間にわたる長丁場にもかかわらず、子どもたちは集中力を切らさず、最後まで熱心に取り組んでいました。
仕上がったチラシには、キャッチコピーの背景にうっすらスーパームーンの絵を描くなど、子どもならではの工夫が印象的でした。最後のプレゼンでは、自分なりのこだわりを一生懸命説明する姿に感動しました。
キッズシナリオワークショップ
次に行われたのは、キャラクターづくりから物語構成までを体験するシナリオワークショップ。最初は「ゼロから考える」自由さに戸惑う子どもたちもいましたが、プロのシナリオライターによる丁寧なサポートで、次第に自信を持って自分のオリジナルストーリーを語ってくれるようになりました。
上映プログラム
ワークショップの合間には、14作品の上映が行われました。事前に予約されていた方々に加え、会場を訪れたご家族連れなど、たくさんの方々が足を止めて鑑賞。どの作品も、大人が見ても心に響くメッセージや演出が盛り込まれており、作品づくりの奥深さを感じるひとときでした。