『オベイ・ザ・ジャイアント』の監督へインタビュー! なぜシェパード・フェアリーを元にショートフィルムを撮ろうとしたのか? 

『オベイ・ザ・ジャイアント』の監督へインタビュー! なぜシェパード・フェアリーを元にショートフィルムを撮ろうとしたのか? 

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上映プログラムの一つであるアートショートフィルム プログラムの『オベイ・ザ・ジャイアント』の監督であるJulian Marshall氏に今回の作品の見どころについてお伺いしました。オベイのステッカーやアート作品は、エンターテイメントが好きな人であるならば、どこかで一度はみたことがあるのではないでしょうか。そんなアート作品の原点に迫ります。最後の部分のシェパードと市長の会話は見ものです。

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監督:Julian Marshall
プロフィール:ワシントンDCノースウェストで生まれ育つ。2000年、10歳の頃から映画制作、スケートボード、スノーボードに夢中になり、生活の一部となる。2008年にロードアイランドデザイン学校に入学、2009年に映画製作会社Julian Marchall Cinema, LLCを設立。

 


 

① この作品の見どころは何ですか?

私にとっての見どころは、なんといっても撮影して楽しんで撮影したシーンです。ステディカムでの長回しで、シェパードのスタジオを撮影したシーン、そしてシェパードがビルボードに貼っているシーンは特に楽しむことができました。

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② シェパード・フェアリーについての作品を作ろうとおもったきっかけは何ですか?

彼と初めて仕事をしたのは2009年のことでした。その後2011年、ロードアイランドデザイン学校(RISD)での卒業制作を作るとき、直感的にRISDの生徒として、RISDの生徒に関する作品を作ろうと思いました。シェパードの話は私にとって常に魅力的であり、誰も今まで描いたことがありませんでした。なのでシェパードと奥さんと会い、そのアイデアを話したところ、彼らは喜んで私に作品を作らせてくれました。

 

③ 日本のお客様に一言お願いします!

私は常にストリートアートは言葉の壁を超えるとても魅力的なものであると思っています。シェパードの活動はまさにそれを証明しています。芸術に関してグローバルな会話をすることは非常に大切だと思います、それは優れた芸術は常にユニバーサルなものであり、人間に直接的に影響するものです。そのような存在は稀であると言えるでしょう。

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