SHORT SHORTS FILM FESTIVAL & ASIA 2015

米国アカデミー賞公認アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル ＆ アジア 2015（SSFF & ASIA）」が、「ショートフィルムの日」（日本記念日協会認定）である本日6月4日（木）、東京・表参道ヒルズ スペースオーで開幕！

司会を務めるSSFF & ASIA代表の別所哲也とフェスティバルアンバサダーのLiLiCoさんは、なんとライトセーバーでのバトルをしながら登場！
今年新作が公開される『スター・ウォーズ』の生みの親であるジョージ・ルーカス監督に愛される映画祭として、サプライズな幕開けとなりました。

まず発表されたのは短編小説を公募しショートフィルム化する「ブックショート アワード」。
記念すべき第一回目の受賞者として、芥川龍之介の『鼻』を女子高を舞台に大胆に書き換えた『HANA』の著者 結城紫雄さんが登壇されました。プレゼンターとして登場された筧美和子さんの美しさに少し緊張気味でしたが、自身も容姿を褒められ、「コンプレックスを持つという事はどういう事なのかを描こうと思った」と、作品に対する想いを語られました。

「特別賞」には、異色のコラボで話題となった、ももいろクローバーZ vs KISS『夢の浮世に咲いてみな』が受賞。２組からは受賞の喜びと本映画祭の応援ビデオメッセージをいただきました。

日本のショートフィルム文化の発展・普及に貢献した作品・人物に贈られる「話題賞」は、パラパラ漫画が海外でも高い評価を得る鉄拳さん3年ぶりのオリジナル作品『SLIDE』。
同作のプレミア上映も行われ、そのパワーアップした画力で場内を圧倒と感動の渦に！
登壇された鉄拳さんは先ほど「特別賞」を獲得したKISS（のメンバーボード）と一緒にフォトセッションするという異色の組み合わせで場内を笑いに包んでいました。

地球環境保護の啓蒙に貢献した作品・人物に贈られる「地球を救え！部門」では、「J-WAVEアワード」にEmily Driscoll監督『BRILLIANT DARKNESS:HOTARU IN THE NIGHT（蛍のいる風景）』、「優秀賞（環境大臣賞）」にMarleen van der Werf監督の『Once Upon a Tree（私の大好きな樹）』がそれぞれ受賞。来日した監督が4人の審査員（岩田ユキさん、田中律子さん、堀潤さん、ルー大柴さん）と共に登壇し、受賞の喜びを語られました。

さらに、実力派シンガーMay J.さんの最新曲「Love is tough」の世界観をモチーフにUULAとShortShortsが共同製作を行った、足立梨花さん主演のショートフィルム『ブーケなんていらない！』の完成発表も行われ、May J.さんとアベラ　ヒデノブ監督が登壇。
ブーケトスから始まる女の子の気持ちがキラキラした物語に、May J.さんも「こういう事って女の子ならあるある」と共感していました。

セレモニーの最後を締めくくるフォトセッションでは、ここまでの登壇者に加え、セレモニー後に上映される短編オムニバス『家族ごっこ』より、内田英治監督、木下半太監督、櫻樹百さん、木下ほうかさん、矢部太郎さん、小林豊さん、鶴田真由さん、斎藤工さんも登場し、大いに盛り上がりを見せた開幕となりました。

本映画祭は6月14日（日）まで、東京・横浜の6会場で開催されます。