会期:2025年10月22日(水)~26日(日)、オンライン グランド シアター:2025年10月22日(水)~11月10日(月)

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10/26 『聖なる呪縛』 インドから来日のSnigdha Kapoor監督Q&Aレポート

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2025.10.30

10/26秋の国際短編映画祭には、インドから『聖なる呪縛』のSnigdha Kapoor監督も登壇し、Q&Aセッションを行いました。

インド出身の監督は、子どもの頃に感じた“自分らしさ”と社会が押しつける「性別の役割」の違いから着想を得て、この作品を制作したと語りました。

インドではまだジェンダー平等やLGBTQへの理解が十分に広がっていない中で、自分の内面を探るような物語を描きたかったといいます。

撮影はわずか3日間で行われました。若い主演俳優ブルナル・カシートさんの集中力や情熱に支えられ、スムーズに進行したものの、子どもを扱うシーンでは慎重な演出が求められたそうです。

また、叔父役を演じたアルプ・ソニーさんは、インド国内でも著名な俳優であり、教育番組などを通じて社会的テーマを発信している人物。彼の参加が作品に深みを与えたと話しました。

編集はナショナル・アワード受賞経験を持つアダディ・アトレ氏との共同作業で、3か月をかけて丁寧に仕上げたとのことです。

資金調達には苦労もあり、特にインドでは性的多様性を扱うテーマがセンシティブで支援が得にくかったため、最終的には監督の母親がプロデューサーとして制作を支えました。

次回作については、インドを舞台にした詩的なドラマを準備中とのこと。

監督は「旅は大きなインスピレーションの源です。新しい土地や人との出会いが物語の種になる」と語り、創作への情熱を改めて示しました。

『聖なる呪縛』は11月10日まで、秋の国際短編映画祭オンライングランドシアターで公開中!

主催

ショートショート フィルムフェスティバル アジア実行委員会

後援

J-WAVE

共催

東京都

令和7年度日本博2.0を契機とする文化資源コンテンツ創成事業最高峰の文化資源の磨き上げによる満足度向上事業(委託型)主催

日本博2.0

提携企画

東京国際映画祭

会場協力

日鉄興和不動産株式会社

協力

有限会社 ディレクト・ネットワークシステムズ