会期:2025年10月22日(水)~26日(日)、オンライン グランド シアター:2025年10月22日(水)~11月10日(月)

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20周年を迎える札幌国際短編映画祭で SSFF & ASIA代表 別所哲也が ショートフィルム文化功労賞を受賞 「共に歩んできた仲間、そして ショートフィルムを愛するすべての人々と分かち合いたい賞」

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2025.09.26

米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)代表の別所哲也は、9月25日に開催された、札幌国際短編映画祭20回記念パーティー【感謝と未来の夕べ】 に 出席し、ショートフィルム文化への多大なる貢献に対する『ショートフィルム文化功労賞』を拝受いたしました。

1999年に別所哲也氏が立ち上げた「アメリカンショートショート」に触発され、当時札幌で映像のプロデュースをしていた久 保俊哉(現・札幌国際短編映画祭 代表)が翌年の2000年に札幌で初めての短編映画祭として「アメリカンショートショー トフィルムフェスティバルin北海道」を開催。以来、20年にわたり東京と札幌で切磋琢磨しながら日本におけるショートフィルム 文化の発展に尽力してきた両映画祭。

久保氏より「ショートフィルム文化の立役者」として別所への賞を授与されると、別所は「私個人にとって大変光栄であると 同時に、共に歩んできた仲間、そしてショートフィルムを愛するすべての人々と分かち合いたい賞です。これからも札幌と東京、 そして世界を結ぶ映画祭として、若きクリエイターの未来を照らし続けていきたいと思います。」と感謝と未来に向けての思いを コメントしました。

なお、10月10日(金)~13日(月)に開催の第20回札幌国際短編映画祭(10/10~13)では、SSFF & ASIA とのコラボレーション企画として、SSFF & ASIA SPECIAL SELECTIONプログラムを上映。日本博 2.0 のサポートで各国 から上映作品7名の監督を札幌に招聘し東京と札幌を通じて日本全体の魅力をアピールします。 さらに、SSFF & ASIA 2025 秋の国際短編映画祭は10月22日(水)~都内およびオンライングランドシアターにて開催 を予定しています。

 

別所哲也プロフィール

90年日米合作映画『クライシス2050』でハリウッドデビュー。 米国俳優協会(SAG)メンバー。その後、映画・テレビドラマ・舞台・ラジオ等で幅広く 活躍中。 99年より、日本発の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」を 主宰。04年、米国アカデミー賞公認映画祭に認定。 これまでの取り組みにより、文化庁文化発信部門長官表彰受賞。 観光庁「VISIT JAPAN 大使」、内閣官房知的財産戦略本部コンテンツ強化専門調 査会委員、カタールフレンド基金親善大使、 映画倫理委員会委員、外務省「ジャパン・ハウス」有識者諮問会議メンバー、東京観光 大使、立命館大学ビジネススクール客員教授に就任。 内閣府「世界で活躍し『日本』を発信する日本人」の一人に選出。 第1回岩谷時子賞 奨励賞 受賞。第63回横浜文化賞 受賞。

 

≪受賞コメント≫

札幌国際短編映画祭 関係者の皆さま、20周年、心からお祝い申し上げます。 今回、このような名誉ある賞をいただき、心から感謝申し上げます。 また、長きにわたり共に歩んでくださった久保俊哉プロデューサーをはじめ、映画祭関係者の皆さまに、 深い敬意を表します。

1999年にショートフィルムを日本に紹介するために立ち上げた「アメリカン・ショート・ショートフィルムフェスティバル」。同年、東 京で久保さんと出会い、「アメリカン・ショート・ショートフィルムフェスティバル in 北海道」(札幌開催)が実現しました。そこか ら20年にわたり、東京と札幌という2つの拠点で、ショートフィルムという新しい文化を根付かせ、広げてこられたことを誇りに思 います。

私たちはこの間、世界各国から多くの若手映画監督を日本に迎え入れ、彼らの挑戦と才能を応援してきました。ここ札幌の 映画祭もまた、数多くのクリエイターにとって飛躍の場となり、国際的なつながりを育む場所であり続けています。

この「ショートフィルム文化功労賞」は、私個人にとって大変光栄であると同時に、共に歩んできた仲間、そしてショートフィルム を愛するすべての人々と分かち合いたい賞です。これからも札幌と東京、 そして世界を結ぶ映画祭として、若きクリエイターの未来を照らし続けていきたいと思います。

 

■SSFF & ASIA 2025 秋の国際短編映画祭

<上映・イベント会場>

赤坂インターシティ コンファレンス Green 10月22日(水)
東京都写真美術館ホール 10月23日(木)
LIFORK HARAJUKU 10月24日(金)
赤坂インターシティコンファレンス the AIR 10月25日(土)、26日(日)
サテライト会場 : 東京ミッドタウン日比谷 日比谷シネマフェスティバル 10月10日(金)~26日(日)

※作品により上映開始時間が異なります。ウェブサイトにてご確認ください。

 

<オンライン会場>

・オンライン・グランドシアター 10月22日(水)~11月10日(月)
・ オンラインサテライト会場:ブリリア ショートショートシアター オンライン 10月1日(水)~5週に渡り「Iceland Escape アイスランド・ショート特集」

https://www.shortshorts.org/2025autumn/

 

ショートショート フィルムフェスティバル & アジア

米国俳優協会(SAG)の会員でもある俳優 別所哲也が、米国で出会った「ショートフィルム」を、新しい映像ジャンルとして 日本に紹介したいとの想いから1999年にアメリカン・ショート・ショートフィルムフェスティバル創立。2001年には名称を 「ショートショート フィルムフェスティバル(SSFF)」とし、2004年に米国アカデミー賞公認映画祭に認定されました。 また同年、アジア発の新しい映像文化の発信・新進若手映像作家の育成を目的とし、同年に 「ショートショート フィルムフェスティバル アジア(SSFF ASIA 共催:東京都)」が誕生し、現在は 「SSFF & ASIA」を総称として 映画祭を開催しています。 2018年には、映画祭が20周年を迎えたことを記念し、グランプリ作品はジョージ・ルーカス監督の名を冠した 「ジョージ・ルーカス アワード」となりました。 2019年1月には、20周年の記念イベントとして「ショートショートフィルムフェスティバル in ハリウッド」が行われ、2019年の映画祭より、ライブアクション部門(インターナショナル、アジアインターナショナル、ジャパン)および ノンフィクション部門の各優秀賞4作品が、2022年からはアニメーション部門の優秀賞を含む5作品が、翌年のアカデミー賞短編部門 へのノミネート候補とされる権利を獲得しました。SSFF & ASIAは映画祭を通じて引き続き、若きクリエイターを応援してまいります。

https://www.shortshorts.org/

主催

ショートショート フィルムフェスティバル アジア実行委員会

後援

J-WAVE

共催

東京都

令和7年度日本博2.0を契機とする文化資源コンテンツ創成事業最高峰の文化資源の磨き上げによる満足度向上事業(委託型)主催

日本博2.0

提携企画

東京国際映画祭

会場協力

日鉄興和不動産株式会社

協力

有限会社 ディレクト・ネットワークシステムズ