金子ノブアキ 短編映画初主演作品『サルベイション』完成!
3月30日から「ひかりTV」にて配信スタート!

金子ノブアキ 短編映画初主演作品『サルベイション』完成!
3月30日から「ひかりTV」にて配信スタート!

SSFF & ASIAジャパン部門ノミネート監督の中から優れた才能を持った監督を選出し、4K HDRでのショートフィルム制作を行うプロジェクト、「ひかりTVアワード」。今回、第一回の受賞者、A.T.監督がメガホンをとった『サルベイション』が完成しました。3月30日(土)よりひかりTVにて配信します。
本作は、第一回ひかりTVアワード製作作品『サルガッソー』が好評を得たためスピンオフとして制作され、メイキング映像も同時に公開します。

「サルベイション(=救済)」をタイトルに冠する本作は、荒廃した近未来の世界を舞台に、貧困と社会の不条理に葛藤する父と娘のテクノスリラー。
原案をつとめたのは、攻殻機動隊シリーズで国内外に多数のファンを持つ神山健治。そして、ショートフィルム初主演となる金子ノブアキが、未来の日本を舞台にワーキングプア問題に不満を募らせていく主人公を熱演。CGを取り入れた作品で国内外から評価の高いA.T.監督が、4K HDRの技術を駆使し、ダーク&スモーキーな世界観を見事に演出しています。

本作は、サウス・バイ・サウスウエスト、レインダンス映画祭、ブリュッセル短編映画祭などの海外映画祭にも出品していく予定です。ひかりTVへの登録、本編の配信はこちらhttps://www.hikaritv.net/


『サルベイション』
監督: A.T.
出演:金子ノブアキ、黒崎レイナ、阿部翔平、成河、かでなれおん、世良ゆうき
(17分/日本/スリラー)
知恵と金が集結する、世界有数の研究機関エグザム。その施設の最下層に、汚泥まみれで働く男・守屋。精神疾患の娘を養い、周りの人間には都合よく利用され、守屋の不満は日々蓄積されていく。そして、救いようのない事態が彼を襲う…
予告編:https://youtu.be/Xd8CJ57hd7Q

※4KHDRとは・・・4K環境にHDRを組み合わせたものです。また、HDRとは「High Dynamic Range(ハイダイナミックレンジ)」の略称であり、従来の方式に比べて色彩や輝度をより広い範囲で表現できる技術を指します。

 

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ぜひご参加ください!https://sst-online.jp/magazine/3859/

 


コメント

良心がありながらも愚かな部分をあわせ持つ難しい役どころの主人公を演じましたが、納得のいくキャラクターづくりができました。ショートフィルムだからこそ丁寧に、作品の世界に見ている人が入ってこれるかどうかを意識しました。長編よりも難しいところがたくさんありましたが、監督やスタッフがしっかりと準備してくれて、とても手応えのある作品に仕上がりました。(金子ノブアキ)

「ハッピーエンドなのか、バッドエンドなのか」というテーマを考えていた際に、いい話だけども後味の残るものにしたいと思いました。日本には硬派でクールな実写作品を描ける人はほとんどいない。ぼくが憧れるA.T.監督の良さが存分に発揮されている一作だと思います。(神山健治)

この作品の見どころは全体の世界観です。70年代の邦画、もしくは、いまの韓国映画のような生々しくて、苦くて、湿気やにおいが感じられるような世界観をスタイリッシュに描くことを目指しました。現代なのにレトロなにおいやフューチャーなにおいもする。そんな世界観に浸ってほしいです。(A.T.)

プロフィール

金子ノブアキ(主演
ドラマーとして、圧倒的なテクニックをもって全身全霊でリズムを刻む姿は自身のバンド、RIZE のサウンドの要。 2009 年よりソロ活動も始動しこれまでに 3 枚のアルバムを発表。音楽、映像、照明を駆使し総合 芸術として表現するライブは高い評価を受ける。俳優としても話題の映画やドラマ、CM に出演し 際立った存在感で魅了。唯一無二のキャリアで時代を牽引。あらゆるジャンルの壁を超えて活躍中。

神山健治(原案・スクリプトドクター)
日本のアニメーション監督、脚本家、演出家、経営者。1966年生まれ。埼玉県秩父市出身。背景美術スタッフとして『AKIRA』や『魔女の宅急便』等に参加。数々の作品で美術監督を務めた後、TVシリーズ『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』、『攻殻機動隊 S.A.C.2nd GIG』などを監修する。深い洞察に基づく作品性がネットで広範な議論を巻き起こし、実際の社会にも影響を与えて国内外に熱狂的なファンを獲得した。原作・脚本・監督を務める『東のエデン』では、初の完全オリジナル作品として高視聴率をマーク。2011年『攻殻機動隊 S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D』は、9スクリーン公開で10万人を超える動員を記録している。2017年12月、「ひるね姫」がアニー賞ノミネート。

A.T.(監督)
映像ディレクター。1970年生まれ。独特の世界観と緻密な構成・編集でアーティストからも信頼され、数々のMVを演出。TVアニメ「攻殻機動隊 S.A.C.」「攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG」のオープニング映像も演出。また、自身が制作したショートフィルムは国内外で数々の賞を受賞し、2016年、初の長編映画『CUTIEHONEY – TEARS-』公開。国外においてもその手腕を高く評価されている。

ひかりTVアワード
SSFF & ASIAのジャパン部門ノミネート監督の中で最も4Kの魅力を伝える事ができる監督へ贈られる賞。 受賞監督には、4KHDRでオリジナルショートフィルムを制作する権利が付与されます。 2016年はA.T.監督作品が受賞し、2017年にショートフィルム『サルガッソー』を発表しました。※ひかりTVはNTTぷららが運営する映像配信サービス

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