バイオジェン・ジャパン株式会社による難病啓発ショートフィルム『GIFT』配信開始!

バイオジェン・ジャパン株式会社による難病啓発ショートフィルム『GIFT』配信開始!

米国アカデミー賞公認アジア最大級の国際短編映画祭ショートショート フィルムフェスティバル & アジアの関連会社・株式会社ビジュアルボイスはバイオジェン・ジャパン株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:アジェイク スレイク)と、難病である 脊髄性筋萎縮症(Spinal Muscular Atrophy/以下、SMA)への気づきを提供するショートフィルム『GIFT』を制作いたしました。

本編:https://www.youtube.com/watch?v=LilrkXhcWic

神経筋疾患の1つである脊髄性筋萎縮症(SMA)の患者さんを主人公としたショートムービーです。 本作は、文部科学省が定める「教育映像等審査制度※1」に申請し令和2年11月24日に『文部科学省選定』認定を受けました。

『GIFT』
監督:川上 信也
出演:北原十希明 宮内月煌 夙川アトム 西田尚美 他
医療監修:東京女子医科大学 遺伝子医療センター ゲノム診療科 特任教授 齋藤 加代子 先生
作品時間:約15分
公開先:Youtubeにて配信
作品紹介ページ:https://www.togetherinsma.jp/ja-jp/home/introduction-to-sma/sma-drama/sma-drama-gift.html

【あらすじ】
宇宙飛行士を夢見る渉(15)は身体の不調を感じていたが、ネットでSMAという病気を知る。絵を描くのが大好きな萌絵(7)は幼いころに筋ジストロフィーと診断されていたが、SMAの可能性があると助言される。大学病院で検査する事にした二人は、そこでSMA患者の遠藤(45)と出会う。
この物語は、様々なSMA患者さんが出会い、夢を持つことの尊さを伝えるショートムービーです。

<出演者情報>

【西田尚美さん(村田由香役)】

○プロフィール:
1970年2月16日生まれ、広島県出身。モデルを経て女優へ。主な近年の出演作品は、2013年・2015年『図書館戦争シリーズ』(佐藤信介監督)、2018年『友罪』(瀬々敬久監督)、2019年『新聞記者』(藤井道人監督)、『凪待ち』(19/白石和彌監督)、2019年TBSドラマ「凪のお暇」、2020年NHKBSドラマ「松本清張原作 黒い画集~証言~」、2020年TBSドラマ「半沢直樹」など。数々の話題作に出演している実力派女優。2021年には、出演作『あの頃。』(今泉力哉監督)の公開が控える。
○コメント:
私はこの企画のお話を頂いた時、初めてSMAについて知りました。10万人に1人?2人という難病ですが、患者の方々が非常にポジティブな気持ちを持って、病気とそして自分自身と向き合う姿勢が印象的でした。
もし自分や家族がSMAであったとしたら…未来へ向き合う気持ちを大切に演じたいと思いました。この作品を通じて、その想いが一人でも多くの方に伝わるきっかけにできればと思います。

【夙川アトムさん(遠藤啓介役)】

○プロフィール:
1979年12月22日生まれ、兵庫県出身。1999年、コントユニット「昭和サーカス」を結成し舞台公演を主に活動。2005年、上京しピン芸人として活動開始。フジテレビ「R-1ぐらんぷり2009」、TBS「あらびき団」などに出演。2012年より俳優業に専念。2013年フジテレビ「救命病棟24時」、2016年NHK「連続テレビ小説 べっぴんさん」、2017年日本テレビ「過保護のカホコ」などにレギュラー出演。最近の出演作品は「スカーレット」(NHK)、「行列の女神・らーめん才遊記」(TX)、映画「弥生、三月」(遊川和彦監督)など。バイプレイヤーとして存在感のある演技を見せる。
○コメント:
難病のSMAがどのように大変な病気なのかを知るため、SMAの方々のインタビュー動画などを見ました。考え方、表情やオシャレされた外見だったり、前向きな姿勢を知っていくうち、大変さや自分との違いよりも共通点を意識して演じようという気持ちに変わりました。この作品がSMAの方や関係する方々にとって、治療や希望や未来の、選択肢の幅が広がるきっかけになればいいなと思います。

【北原十希明さん(村田渉役)】

○プロフィール:
2006年2月23日生まれ。中学3年生。5歳よりテアトルアカデミー所属。
幼少よりドラマ、映画、CM、舞台、ミュージカルと様々なジャンルの作品に出演。
ディズニー映画「ジャングルブック」主演モーグリ役吹き替えに抜擢され、声優としても活躍する演技派俳優。特技は舞台で鍛えたタップダンス。
○コメント:
僕が演じた渉は、最初はSMAが怖く、SMAと向き合ってきませんでした。しかし、作中で色々な人と関わっていくことで、中学生ながらもSMAと向き合ってSMAと戦っていきます。病気を持つ人の役は初めてで緊張しましたが、監督やスタッフのみなさん、そして共演者の方々にとても優しく接していただいて、撮影現場も温かくとても楽しかったです。

【川上信也監督】

○プロフィール:
映像制作会社にて数多くのCM、MVなどを演出。国内外の賞を多数受賞後、フリー。2014年きりゅう映画祭にて「KI・RYU」を脚本・監督、世界の映画祭に入選。2018年「桃の缶詰」を脚本・監督。SSFF&ASIA札幌国際短編映画祭などに入選。同年、文化庁が進める若手映画作家育成プロジェクトに選出され、「最後の審判」を脚本・監督。2019年ホッピーのブランデットショートとして國村隼主演「願いのカクテル」を脚本・監督。2020年「ドッキング!」を脚本・監督、SSFF&ASIAなどに入選。それらをまとめてアップリンク吉祥寺にて「川上信也短編作品集」が特集上映される。
○コメント:
SMAの患者さんは10万人に1人~2人*ということもあり、その兆候を見過ごしてしまうケースが多々あるそうです。この映画は少しでも早く、SMAの可能性がある方にアクションを起こしてくださるきっかけになるよう、制作された作品です。今、コロナ禍によって全人類が病と向き合う時代となっております。この映画を通じてSMAの認知は勿論もちろん、当たり前の生活の尊さ、夢を持つ事の素晴らしさを改めて考えるきっかけになる事を願っております。

*難病情報センターHP(https://www.nanbyou.or.jp/entry/135)より