プロジェクト

東南アジアプログラム&シンポジウム
「東南アジアのショートフィルムの現状と展望」

近年高い経済成長を続け、世界の「開かれた成長センター」となる潜在力が各国から注目されている東南アジア。
その東南アジアを中心とするアジア諸国と日本の様々な分野での交流・協働促進のため2014年4月に新設された国際交流基金アジアセンターと本映画祭は、東南アジア11か国のショートフィルム上映とシンポジウムを2年に渡り実施します。
2015年には、カンボジア・インドネシア・ラオス・シンガポール・東ティモール・フィリピンの6か国の作品を「東南アジアプログラム」として上映した他、ショートフィルム業界のゲストを招き、シンポジウム「東南アジアのショートフィルムの現状と展望」を実施しました。
2年目となる2016年には、ベトナム、ブルネイ、タイ、マレーシア、ミャンマーのショートフィルムの上映とシンポジウムを通して、引き続きみなさんが知らなかった東南アジアの「今」をお届けします!


各国概要

ベトナム社会主義共和国

首都:ハノイ
人口:約9,250万人(2014年時点、国連人口基金推計)
民族:キン族(越人)約86%、他に53の少数民族
言語:ベトナム語
宗教:仏教、カトリック、カオダイ教他
著名な映画人、代表作
ファン・ダン・ジー監督『ビー、心配しないで!』(’10) 『大親父と、小親父と、その他の話』(’15)
ダン・ニャット・ミン監督 『10月になれば』(’84) 『きのう、平和の夢を見た』(’09)

ブルネイ・ダルサラーム国

首都:バンダルスリブガワン
人口:40.6万人(2013年)(外国人在留者含む、出典:「Brunei Darussalam Key Indicators 2013 Release 2: Annual」, (ブルネイ政府首相府経済企画開発局(以下JPKE))
民族:マレー系65.8%,中華系10.2%,その他24.0%(2013年,出典:「Brunei Darussalam Key Indicators 2013 Release 2: Annual」, JPKEを基に算出。)
言語:憲法で公用語はマレー語と定められている。 英語は広く通用し、華人の間では中国語もある程度用いられている。
宗教:イスラム教(国教)(67%),仏教(13%),キリスト教(10%),その他(10%)
著名な映画人、代表作
シティ・カマルディン監督『ドラゴンガール』(’14)

タイ王国

首都:バンコク
人口:6,593万人(2010年)(タイ国勢調査)
民族:大多数がタイ族。その他 華人、マレー族等
言語:タイ語
宗教:仏教 94%、イスラム教 5%
著名な映画人、代表作
アピチャッポン・ウィーラセタクン監督
『トロピカル・マラディ』(’04) (第57回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で審査員賞受賞)
『ブンミおじさんの森』(’10)(第63回カンヌ国際映画祭でパルムドール受賞)
ノンシー・ニミブット監督
『ナンナーク』(’99)
『タイムライン』(’14)

マレーシア

首都:クアラルンプール
人口:2,995万人(2013年マレーシア統計局)
民族:マレー系(約67%)、中国系(約25%)、インド系(約7%)(注:マレー系には中国系及びインド系を除く他民族を含む)
言語:マレー語(国語)、中国語、タミール語、英語
宗教:イスラム教(連邦の宗教)(61%)、仏教(20%)、儒教・道教(1.0%)、ヒンドゥー教(6.0%)、キリスト教(9.0%)、その他
著名な映画人、代表作
ヤスミン・アフマド監督 『細い目』 (’04)『タレンタイム 』(‘09)
P.ラムリー監督(兼俳優) 『ドレミ』(’66)

ミャンマー連邦共和国

首都:ネーピードー
人口:5,141万人(2014年9月(ミャンマー入国管理・人口省発表))
民族:ビルマ族(約70%)、その他多くの少数民族
言語:ミャンマー語
宗教:仏教(90%)、キリスト教、回教等
著名な映画人、代表作
The Maw Naing 監督『The Monk』(’14)
Min Htin Ko Ko Gyi 監督–『The Last Poem』(’02)『Floating Tomatoes』(’10)