2017年に新設された「Cinematic Tokyo」部門。多彩な「東京」の魅力を国内外に発信するショートフィルムを全世界から募集するコンペティション部門です。撮影地が東京である作品だけでなく、「東京」を感じさせる題材や、思い出の「東京」、イマジネーションされた「東京」などの作品を対象としています。
SSFF & ASIA 2026では、世界64の国/地域から集まった478本の応募作品から選ばれた、5本のノミネート作品を上映します。
2026年度 Cinematic Tokyo部門 優秀賞 / 東京都知事賞

トーキョーサブマリンTokyo Submarine
高橋 良輔 / 0:24:55 / 日本 / ドラマ / 2026
東京という煌びやかな喧騒の奥にも、一人一人の物語が息づいている。42歳の男・深海潜は鬱屈とした停滞感の中、淡々とした日々を過ごしていた。ある日、謎の男・羽多野盛と出会ったことで彼の日常は少しずつ色を変え始める。
東京都庁での受賞発表の様子
監督の受賞コメント
SSFF & ASIA 2026 アワードセレモニーの模様
作品のおすすめポイント
この作品は男性2人による1週間の青春ロードムービーです。
そして深海という男が、ある男と出会い人生を変える一歩を踏み出そうとするまでの物語です。
出会ってからの1週間。2人が出会い、関係を深め、別れが訪れる。2人の関係の変化を感じてください。
大人になってから共同生活をすることは、あまり多くはないと思います。ただこの世界の2人には、暮ら
すべくして暮らした理由があるのだと感じてもらえると思います。2人のおじさんがフレームの中にみっちりと詰まっている姿はとても愛おしく、なぜだか可愛らしく思えます。観終わった頃には、2人を好きになってくれたら嬉しいです。
東京都知事賞のトロフィー
ご自身が影響を受けた作品や監督について
スティーブン・スピルバーグ監督『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ
10代の頃映画が好きでよく見ていましたが、特に『バック・トゥ・ザ・フューチャー』が大好きでした。
ビデオテープが切れるまで何度も見た作品で、今でも定期的に観ますし僕の原点な気がします。
マーティみたいになりたい。というのが、最初の俳優、エンタメを志すきっかけでした。
庵野秀明監督『Air/まごころを君に』『式日』
少年時代にエヴァンゲリオンという作品が物凄く流行ってました。『Air/まごころを君に』という劇場公開を見にいった際、内容も衝撃的でしたが、突然の実写パートがあってそのシーンの生々しい印象がものすごく残ってます。
その後、庵野監督の『式日』という作品を見た時も、同じように生々しさや庵野監督独特のテンポ感にものすごく惹かれました。
画からこんなにも、空気感や呼吸の距離感。近くでみてるような感覚。を感じるのかと引き込まれた印象があります。
高橋 良輔
2004年俳優デビュー。映像、舞台や声優など幅広く活動し、近年は舞台演出・脚本、映像ディレクターとしても研鑽を積む。本作『トーキョーサブマリン』にて、自身初となる映画監督を務める。
ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2026
Cinematic Tokyo 部門ノミネート上映作品
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ダブル・オア・ナッシングDOUBLE OR NOTHING
Tokay / 0:09:40 / スイス / アニメーション / 2025

1980年代の活気あふれる東京での逸話に着想を得た本作は、不動産王柏木アキオの華やかな物語を描く。アンダーグラウンドでの違法賭博に魅せられた彼を追い、あるアメリカ人が盗まれた金の行方を追跡する。金を取り戻す唯一の方法は賭博の場にあると悟った彼は、柏木に勝負を挑む。
だが彼は真に危険な敵は、際限のない欲望を抱えた自分自身であることに気づいていない。 -
渋谷メルトダウンShibuya Meltdown
Paris Victor / 0:04:33 / フランス / アニメーション / 2024

絵を描くことに導かれた会社員の物語。ある晩、東京の路地裏で、一杯のラーメンが彼を新たな道へと誘う。魔法のような詩的で、人間味あふれる作品。
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涙が燃え尽きるときにTears Burn to Ash
Natalie Murao / 0:15:00 / カナダ / ドラマ / 2025

ドッペルゲンガーとの遭遇によって現実の境界が揺らぐ。帰郷はやがて、記憶の迷宮と喪失、そして自分自身の亡霊を探す旅となる。
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トーキョーサブマリンTokyo Submarine
高橋 良輔 / 0:24:55 / 日本 / ドラマ / 2026

東京という煌びやかな喧騒の奥にも、一人一人の物語が息づいている。42歳の男・深海潜は鬱屈とした停滞感の中、淡々とした日々を過ごしていた。ある日、謎の男・羽多野盛と出会ったことで彼の日常は少しずつ色を変え始める。
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観測者過多都市Tokyo Tourism Paradox
山口 ヒロキ / 0:06:55 / 日本 / SF / 2026

観光地化が極限まで進んだ近未来の東京。初来日の旅行者ジェームスは演出された「東京らしさ」に魅了されるが、それが偽りの都市だと気づき始める。
見るための都市となった東京で、彼が出会うものとは─。
このような素晴らしい賞をいただきまして、本当に光栄です。
そして作品に関わってくださったすべてのキャスト・スタッフそしてご関係者の皆様。本当にありがとうございます!
驚きと感動で、言葉も出ないような想いです。見ていただく方々に楽しんでもらいたいという気持ちや想いが、一つの結果につながったのだと思っています。
トーキョーに住む2人の青春物語『トーキョーサブマリン』。楽しんでいただけましたら幸いです。
この度は本当にありがとうございました!