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Short Shorts Film Festival & Asia 2010

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映画祭レポート詳細/ラフォーレミュージアム原宿

 

2010.06.24

06.19 19:50〜 International Eプログラム


Heiner Roschさん


Chris Roche監督


Jerome de Gerlache監督

 

本日最後の上映は、International E。

「ストップ!温暖化部門」の「お勘定」の脚本を手がけたドイツのHeiner Roschさん、イギリスから「ディア・マイ・フレンド」のChris Roche監督、フランスから「ロバートの面接」のJerome de Gerlache監督が登壇しました。

 

まずはじめに「お勘定」にはショートフィルムの脚本を書く際のコツについて質問が。

Roschさんは 「私のやり方に限って言えば、とにかくユーモアとオチをしっかり入れること。

特にショーとフィルムに関してはそれがいちばんの狙いどころですね」と答えていました。

 

続いて Roche監督は、空港を舞台にした作品ですが、撮影場所についてとても興味深いお話をしてくれました。

「実際の空港で撮影するのは許可を得るために膨大な費用がかかるため、ほぼ不可能です。

そこで競馬場を使って空港のセットを作り、撮影しました。6名のエキストラがスーツケースを引いて歩き、あとはアナウンスなどの音だけで空港を作り出したんです。」

作品中では完璧に空港としか見えませんでした。これぞ映画作りのマジックですね!

 

 

最後にカーチェイスシーンがふんだんに盛り込まれた「ロバートの面接」。

カースタントをこなしたのは、あの「TAXI」をはじめ、有名映画のカーアクションシーンに軒並み出演している超売れっ子ドライバーだそう。

Gerlache監督は、「カーチェイスシーンはもちろん一般の道路では撮影できないので、サーキットで1日で撮りました。ドライバーは25歳ぐらいのかなりぶっ飛んだ青年で、“パリのダウンタウンでやりましょうよ! 

モンマントルの階段から車で走り降りたい!”と提案してましたね(笑)」。

 

制作者ならではのとっておきの裏話がたくさん聞けた質疑応答タイムでした!

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