映画祭概要

SSFF&ASIA 2018 開催概要

■名称 ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2018 (SSFF & ASIA 2018)
■開催期間 2018年6月4日(月)~2018年6月24日(日)
■上映会場 表参道ヒルズ スペース オー、ラフォーレミュージアム原宿、アンダーズ 東京 Andaz Studio、iTSCOM STUDIO & HALL 二子玉川ライズ、シダックスカルチャーホール、六本木ヒルズ ヒルズ カフェ / スペース、ほか
※開催期間は各会場によって異なります
■上映作品 世界130以上の国と地域から集まった1万本を超える作品の中から、選りすぐりの約250作品を一挙上映。
■料金 無料上映 一部、有料イベントあり。
■主催 ショートショート実行委員会 / ショートショート アジア実行委員会

 

2018年度のコンセプト

「Cinema Smart」
~想像力で人生を発見する~

「Book Smart, Street Smart」という言葉があります。
「Book Smart」は座学で手に入れる学問的な知識としての「知」を指し、「Street Smart」は自らの経験を通して得られる実践での「知」を指します。
机上の勉強だけではなく、社会で学ぶことが重要だという趣旨の言葉ですが、私たちはそこに加えて「Cinema Smart」という概念を提言します。

「Cinema Smart」とは、いわば「想像力」によって得られる人生の「知」。

エジソンがキネトスコープを発明して125年、リミュエール兄弟がシネマトグラフを発明してから123年。時代や国境を越え、人間は映画に心を動かされてきました。映画に登場する人物たちの気持ちを想像し、ハラハラドキドキする。一緒になって泣いたり笑ったりし、励まされ勇気をもらう。時には映画を観ることで人生を左右する発見をすることだってあります。シネマが人間に与える力は、いつの時代にも通じる普遍的なものだと私たちは信じます。

映画が人間にもたらす、知性、発見、感動、原動力、心の栄養-。 映画祭20周年の節目の年、私たちは「Cinema Smart」というコンセプトで、映画の価値を現代に問いかけ、映画祭に集まる人たちと一緒に考えていこうと思います。

 

ショートフィルムとは?

ショートフィルムとは、長いもので30分前後、短いものはわずか1分ほどの映画作品です。SSFF & ASIA のオフィシャルコンペティションでは、25分以内の作品を公募の条件としています。短尺とはいえ、ドラマ、アニメーション、ドキュメンタリーなど多彩な持ち味の作品があり、短い尺だからこそできる映像表現や、ウィットに富んだ物語が数多く制作されています。ジョージ・ルーカス、フランシス・フォード・コッポラ、スティーブン・スピルバーグなど、その歩みをショートフィルムからスタートしている監督も少なくありませんし、著名な俳優が出演している作品も多数あります。また、ショートフィルムは若手映像作家が力を養うためのフォーマットであり、映画祭はまさにその登竜門といえます。未来の映像作家たちの可能性に、この映画祭で触れてみませんか。

映画祭の歴史

1999年、ショートフィルムを日本に紹介するため、米国俳優協会(SAG)の会員でもある別所哲也を創立者に「アメリカン・ショート・ショート フィルムフェスティバル」として東京・原宿で誕生。
初年度は映画『スターウォーズ』シリーズのジョージ・ルーカス監督が学生時代に制作したショートフィルムを上映しました。 2001年に「ショートショート フィルムフェスティバル(SSFF)」と改称、2004年に米国アカデミー賞公認映画祭として認定されました。アカデミーの公認を受けたことにより、映画祭のグランプリ作品が次年度のアカデミー賞短編部門のノミネート選考に入ることになり、本映画祭からオスカー像を手にする道が拓けました。
また、アジア発の新しい映像文化の発信・新進若手映像作家の育成目的から「ショートショート フィルム フェスティバル アジア(SSFF AISA 共催:東京都)」が2004年に誕生。現在、2つの映画祭を “SSFF & ASIA”と総称して開催しています。 2016年には、企業・団体の制作する「ブランデッドムービー」を特集するプロジェクト「Branded Shorts」を開始。映画祭の開催期間に合わせてカンファレンスや上映会を行っています。
さらに、2018年2月には、インターネット上の映画館「ブリリア ショートショートシアター オンライン」を設立。映画のある暮らしを全国に向けて提案しています。
映画祭としてはこれまでに延べ38万人を動員。 これまでも、そしてこれからも、SSFF & ASIAはショートフィルムの普及推進の役割を果たし、世界に羽ばたく若きクリエイターを応援します。

映画祭の沿革やサクセスストーリーなど詳しくはこちら

 

東京都知事からのメッセージ

「ショートショート フィルムフェスティバル アジア2018」の開催に当たり、本フェスティバルを共催する東京都の知事として、心より御礼申し上げます。
今回、記念すべき第20回の節目を迎える「ショートショート フィルムフェスティバル アジア」は、回を重ねるごとに知名度が高まって、数多くの才能ある映像クリエイターが東京から世界へ羽ばたいており、アジア最大級の国際短編映画祭へと成長を遂げています。これはひとえに関係者やショートフィルムファンの皆様の御理解とお力添えがあってのことと感謝しております。
「東京」をテーマとしたコンペティション部門「Cinematic Tokyo部門」の上映と表彰も、昨年度に引き続き実施されます。本フェスティバルの開催を通じて、国内外のクリエイターが制作した映像により東京の多彩な魅力が世界に発信されていくことを期待しています。
2年後に迫る、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会は、スポーツの祭典であると同時に文化の祭典でもあります。都民、国民、そして世界の皆様に、「素晴らしい記憶」と「レガシー」が残る大会にしていきたいと思っております。
また今年は、「江戸」が「東京」に改称して150年の節目の年です。「伝統」と「革新」が共存する東京の魅力を、この機会に再発見していただくため、「Old meets New 東京150年」と題し、東京の魅力を内外にPRする、さまざまなイベントを行っていくところです。
本フェスティバルに御来場いただいた皆様方には、ショートフィルムの魅力とともに、東京の多彩な魅力も堪能していただければ幸いです。
結びに、関係者の皆様の御尽力に深く敬意を表するとともに、本フェスティバルの成功と更なるご発展を心から祈念いたします。

東京都知事
小池 百合子

実行委員会委員長 別所哲也からのメッセージ

1999年6月4日、私達の映画祭は、ストリート・カルチャーが息づく街、渋谷・原宿・表参道で産声を上げました。その5年後には兄弟映画祭として「アジア インターナショナル部門」が誕生し、以来、アジアの風と世界の鼓動を日本に集めてきました。そして、映画祭を愛する皆様のご協力のもと「ビジュアル・カルチャーの現在」を見つめ、未来を担う映像作家たちが集う祭典へと育ってきました。

2018年6月4日、20年の時を歩んできた映画祭は、祝祭の年を迎えることになりました。映画祭は20歳、「アジア インターナショナル部門」は15歳。
この記念すべき年の喜びを、映画祭を愛し、集い、育ててくれた皆さんとともに分かち合えればと思います。本当にありがとうございます! また、初年度より応援いただいている、ジョージ・ルーカス監督や、ルーカスフィルム、そしてこれまで映画祭に関わった皆さんの「REUNION(再結集)」の場とも今年はなれたら・・・と考えています。

今年の映画祭では、「CINEMA SMART (シネマスマート)」とは何か?を追求していきます。
本から学ぶ「BOOK SMART」
経験から学ぶ「STREET SMART」
そして・・・シネマから学ぶ「CINEMA SMART」!
動画と情報があふれる今だからこそ! 映像、とりわけシネマの持つチカラを信じて!シネマの原点であるショートフィルムで、映像文化と映像産業の歴史と未来をつなぐ結節点にこの映画祭をしていきます。

改めまして、ご協賛、ご支援、ご協力をいただいている皆様、そして、毎年この映画祭に足を運んでくださっているお客様に、心から御礼申し上げます。

ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 代表

別所哲也


フェスティバルアンバサダーからのメッセージ

今年はショートショートフィルムフェスティバル​ ​ &​ ​ アジアの20周年!
代表の別所哲也さんがずっと続けて来たパワーを尊敬します。
ここ数年、司会やアンバサダーを努めさせていただき、また去年に引き続きさまざまな方からも暖かいサポートをいただいていますので燃えています。
今では、“ショートフィルムはクリエイターの登竜門”というだけでなく、長編映画やコマーシャル、ミュージック・ビデオを製作して来た方達も敢えてショートフィルムを作りたいというまでになりました。
もちろん新しい才能にも期待していますが、SSFFの会場にもっともっとみんなが足を運んでくれるよう、そしてこの空間と時間を楽しんでいただき、来年も来ていただけるよう頑張ります。

わたしの故郷スウェーデンのスペシャルプログラムもチェックしてね!

フェスティバルアンバサダー
LiLiCo


ジョージ・ルーカス監督からのコメント

ジョージ・ルーカス監督

ジョージ・ルーカス監督のコメント

私自身、大好きな映画の世界へは学生時代に制作した一本のショートフィルムから始まりました。
今もその夢は続いています。

今年、ショートショート フィルムフェスティバル & アジアが20周年を迎えると聞きました。思えば、この素晴らしい映画祭の始まりに、私の夢の第一歩であったショートフィルムも紹介頂きました。私の名を冠したアワードを設ける事で、私と同じくショートフィルムでキャリアをスタートした次世代のフィルムメイカーにエールを送りたいと思います。

哲也、20周年、おめでとう!
ショートフィルムとともにあらんことを!


フェスティバルナビゲーター

三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE

三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE
(NAOTO、小林直己、ELLY、山下健二郎、岩田剛典、今市隆二、登坂広臣)

SSFF & ASIA 2018 公式テーマソング 「FUTURE」



三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE 「FUTURE」
2018.06.06 RELEASE!!

2016年から2017年にかけて開催された『METROPOLIZ』
『UNKNOWN METROPOLIZ』というモンスター・ツアーを駆け抜け、
新たなスタートラインに立ち、未来に向かって更なる進化を続ける
三代目 J Soul Brothers 約2年ぶりとなる待望のオリジナル・アルバムが遂にリリース!