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秋の映画祭閉幕!ご来場ありがとうございました!| 10.18(金) SSFF & ASIA 2019 秋の上映会

2019/10/21

最終日となる20日(日)の上映にも、東京都写真美術館に大勢のお客様にご来場いただきました。監督たちの登壇の様子をお伝えします。

初回《AWARD3~輝く女性映画人特集~》では、『ヒゲとレインコート』の八幡監督に登壇頂き、フェティシズムについての見解や、普段CMを製作されている八幡さんならではの視点からCMと短編映画との違いをお伺いしました。

「これからどんな作品を作りたいですか?」という問いに対して、「まずはこの作品を長編化したいのと、フェチシリーズを突き進んでみるのもいいかなと思います」さらに「沢山の映像があるのでみなさんが見たことをないものを作っていきたい」と語っていました。

続く《AWARD2~世界のアニメーター特集~》では3名の監督にご登壇頂き、それぞれ異なった製作方法の監督方のお話をお伺いしました。

ジャパン部門で優秀賞を受賞された『マイリトルゴート』の見里監督は、羊毛フェルトで作った人形のコマ撮りアニメーションで、1年かけて1秒24フレームを徹底して製作・撮影し、丁寧に表現されたそうです。

「特に難しかったシーンは?」との質問に、「羊たちを合体させるシーンで、思い切ってアニメにしか出来ないことに挑戦した」と答えていらっしゃいました。

見里監督

見里監督

U-25部門で優秀賞を受賞された『デルージ』原監督は、6月の授賞式は欠席されていたため改めて「こんなに大きな映画祭で賞を獲れると思っていなかったのでとても嬉しかったです」と喜びのコメントを頂きました。

また、「ノアの洪水」のオペラをアニメーションにするということで、「どうやったら日常的なものに落とし込めるかを考えて、様々なテクニックを使って製作した」と語られました。

原監督

原監督

ジャパン部門でオーディエンス賞を受賞された『ある日本の絵描き少年』の川尻監督は18日に続き2回目の登壇となりました。少年の成長につれて絵柄も変化するという独特な手法は、自閉症の方やプロの方にご協力頂いて、成長過程を描いたそうです。
「どういった想いで製作されましたか?」という問いに対して、自身の「30歳という節目に集大成になるものを作りたかった。周りが辞めていく一抹の寂しさを暗くなりすぎず軽く描きたかった」と語られていました。
また「今後の長編アニメに向けてアニメーター募集しています」と会場を湧かせていました。

川尻監督

川尻監督

それぞれ次回作等も製作されるそうなので、今後の活躍が楽しみですね!

登壇終了後にロビーでは監督同士の交流もありました。

監督同士の交流

監督同士の交流

続く、「AWARD 1~次世代俳優特集〜」、「AWARD 5~ヒューマンドラマ特集〜」にも沢山の方にお越しいただき、キャンセル待ちが出るほどの大盛況ぶりでした。

これにて秋の映画祭は閉幕となります。また来年お待ちしております!

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