2006年06月08日
Special program 1 韓国ミュージックビデオ特集
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毎年大好評をいただいている韓国ミュージックビデオの上映。今年で3年目を迎えました。ナビゲートしてくれるのは、日韓音楽文化交流コーディネーターでInter FM DJの古家正亨氏。「ミュージックビデオ」は、CDの販売促進の為につくられる、いわゆるプロモーションビデオ。しかし、韓国ではまるで1本の映画のようなストーリー性の高い作品が多数作られ、イ・ビョンホンやペ・ヨンジュンなどをはじめとした有名な俳優さんも数多く登場しています。
このプログラムでは、日本ではなかなか見られない韓国のミュージックビデオの最新作5本と、サプライズ作品1本の計6本を上映しました。
韓国の音楽事情に詳しい古家さんは、軽妙な語り口でとっておきの裏話を次々に披露。客席からは何度も笑いが起こっていました。
上映作品のアーティスト名と曲名は以下のとおり。
SEEYA 「愛しているから」「女の香り」
シンスンフン 「愛しても別れることがあるのなら」
イ・スンファン 「花」
(サプライズ上映 SOULSTAR 「ONLY ONE FOR ME」)
MONDAY KIZ 「Bye Bye Bye」
チャンヘジン 「4 seasons story」
本日最初のプログラムAsia International Aの上映の後、「Buy Me Love(愛を買って)」のリック・アウ監督が登場。観客からの質問に答えました。
シンガポールから来たリック監督は、この映画を作ったきっかけについて、
「シンガポールでは、屋台で食べ物を売ったり掃除をしたりして生計を立てているたちがたくさんいます。彼らは日々の生活に追われて、デートをしたり生涯の伴侶を探すといった気持ちの余裕がありません。そういった現状を作品として表現したかったんです」と説明しました。
また、「タイトルのように実際に愛はお金で買えると思いますか?」という質問には、
「難しい質問だけど……(笑)、シンガポールではこの作品で描いたように奥さんをお金で買うということがけっこうあるんです。でも僕自身は愛は買えるとは思わないですね」とコメント。
最後に、今後の映画製作の予定については、
「チャンスがあればぜひ長編を作ってみたい。今回は屋台村の主人が主人公だったけれど、ちょうど今、トイレや道路の清掃者などの低所得者を主人公にした長編の脚本を書いているところです」
と説明してくれました。
ラブストーリーを作るのが好きだというリック監督。ちょっとシャイな笑顔がとても印象的でした!
1時間ほどゴミを拾い集めて、SWEEPERS終了。最後に記念撮影をしました。
今日のSWEEPERSは、監督やボランティアたちと一緒に審査員のベッチ・サフェイレさんも参加してくださいました。
ベッチさんはブラジル生まれ。サンパウロ国際ショートフィルムで副理事を務めるほか、世界各国の映画祭に審査員として参加しています。
「審査員ということでなかなかこういった催しに一緒に参加する機会がなかったのだけれど、参加できてよかったわ。SWEEPERSを通してすべてのゲストが交流できるし、とてもいいアイディアだと思います。実際にゴミを拾ってみて、東京はとてもきれいだと思ったわ」と話していました。
さまざまな国のメンバー総勢40名ほどでのクリーンアップは、注目度抜群!
それぞれゴミ袋を2枚ずつ持ち、燃えるゴミと燃えないゴミをわけて拾います。
奥に入り込んだ吸い殻も逃さず熱心に拾い集める来日監督たち。
きれいに見える表参道の歩道ですが、植え込みの中には意外にゴミが隠れています。
「街がゴミで汚れているのはよくないことだけど、SWEEPERSをやっていてゴミを見つけると、
なんかうれしい気持ちになっちゃうんだよね」とは別所哲也代表の弁。
今日はNHKの人気番組「英語でしゃべらナイト」が取材に来てくれました。
SWEEPERSや映画祭の様子を、7月の上旬から3週にわたって放送してくれるそう。
みなさん、ぜひチェックしてみてくださいね!
今日は来日監督やスタッフ、ボランティアが一緒に表参道のゴミ拾いをする、SSFFの恒例企画「SWEEPERS」がおこなわれました!
もともと、映画祭のために来日した監督たちが、「自分たちのショートフィルムを上映してくれるこの原宿に感謝の気持ちを表したい」と申し出てくれたことから始まったこの企画。今年は、環境省の二酸化炭素排出6%削減運動「チーム マイナス6%」ともジョイントしておこないました。
緑あふれる表参道の朝はとてもすがすがしく、SWEEPERSたちはみんな楽しくゴミ拾いをしました。
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