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Short Shorts Film Festival & Asia 2010

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受賞作品&受賞者コメント オーディエンスアワード

来場者の投票により、オフィシャルコンペティション3 部門、ストップ!温暖化部門、旅シヨーット!プロジェクト、ミュージックShort クリエイティブ部門、それぞれにオーディエンスアワード受賞作が決定します。
賞金20 万円と副賞としてキヤノン マーケティングジャパン株式会社よりデジタル一眼レフカメラ「EOS 7D」が贈られます。

 

インターナショナル部門

ID-02
ある脚本家の災難
Just a Pitch
Eric Raynaud / フランス / 23:06 コメディ / 2009

若きインド人脚本家サンジェイは、人生最大の契約を結ぶためパリの空港に降り立つ。しかし彼のパスポートの有効期限が帰国便の搭乗日前に切れることに気づいた入国審査官のロベールはサンジェイの話に耳を貸さず…。

Director:Eric Raynaud

観客のためだけに作品を作り続けている私にとって、このオーディエンスアワードは私にとってとても重要な賞です。長編の脚本家として言えることは、ショートフィルムという概念はなく、ただストーリーを伝えるのが10分必要か90分必要かの違いです。そしてこのフランスの独特なユーモアが日本の観客の皆様に受け入れられてとても光栄です。この作品で描いた複雑な感情を、こんなにも離れた場所に住む人々と分かち合えたことは非常に感動的なことで、皆さんとの気持ちの繫がりを凄く近くに感じています。
私の作品を選んでくれた映画祭の皆さん、そして私の作品を選んでくれた観客の皆さん、本当にありがとうございます!

 

レポーターと広告業界での経験を経て、脚本家を目指し、2002年にパリからロサンゼルスへ渡る。初脚本作『The Farewell Case』は、製作費2500万ドルをかけ、エミール・クストリッツァとギョーム・カネの共演で2009年に公開された。同作品で2009年度のジャック・プレヴェール脚本賞にノミネート。本作品は監督デビュー作。

来場者からのコメント
・人情味にあふれるストーリーが良かった。
・笑って、泣けて、ドキドキすることができました

ジャパン部門

A&J-G-02
Mr.バブルガム
Mr. Bubblegum
片岡翔 / 日本 / 13:16 / ドラマ / 2009

リストラされて借金に悩む宇佐美は、公園のベンチで遺書を書いていた。それを双眼鏡で盗み読む女子高生、ヒノコ。ポエムクラブのヒノコのダメ出しを受け、二人の素敵な遺書作りが始まる。

Director:片岡翔

はじめに、足を運んでくださった観客の皆様、これ以上ない環境で上映してくださった映画祭スタッフの皆様、この映画を作るにあたり力を貸してくださった皆様に、心から感謝を申し上げます。
昨年はSTOP!温暖化部門で同賞を頂き、「Mr.バブルガム」はその賞金で製作したものです。ですのでSSFFでの上映はそれだけでも嬉しいことで、それがまた受賞につながるとは思ってもおりませんでした。映画を作り、見せる人間として、オーディエンスアワード受賞の喜びはとても大きく、純粋なものです。ですがその一方で、今回ジャパン部門は優秀賞該当作なしという結果。審査員の皆様の言葉が、自分の作品に、心に、強く突き刺さりました。
そんな中、この賞を観客の皆様からのエールと捉え、今後も映画作りに邁進しようと思います。

 

札幌出身。本映画祭STOP!温暖化部門に2008、2009年と連続入選し、昨年はオーディエンスアワードを受賞。2009年は4本の短編作品が、4つの国際映画祭に入選。幅広いジャンルの映像を制作している。

来場者からのコメント
・“死”というテーマを扱っているものの、ポップであり、ブラックユーモアも効いていて楽しめた。
・定点撮影によるショットが面白かった。

アジアインターナショナル部門

A&J-A-05
八月十五日
Mature
August 15th
Xuan Jiang / 中国/アメリカ / 21:53 / ドラマ / 2008

実話に基づく物語。男性の両親に会いに行く若いカップルを乗せ、バスが田舎町を走る。そこへ乗り込んだ2人のバスジャック犯。楽しい休日が一変、悲劇へと変わる。自分を犠牲にしてまで他者を守ることができるのか?乗客たちは決断を迫られる。

Director:Xuan Jiang

「August 15th(8月15日)」がオーディエンスアワードを受賞したことを非常に光栄に思っております。映画祭にも参加できなかったことを本当に残念に思います。アジア圏の映画祭での上映は、ショートショート フィルムフェスティバル & アジアが初めてで、私にとって非常に意味のあるものでした。観客の皆さんによって選ばれたということを知り、とても誇りに思っています。そして、今後も自分の信じる作品を作りつづける励みになりました。
ショートショート フィルムフェスティバル & アジアの皆様、そして上映会にお越しいただき、監督たちをサポートしてくれた観客の皆様、本当にありがとうございました。

 

北京広播学院卒。ニュース・コーポレーション・チャイナでテレビ番組制作の仕事に就くが、独力で作品を作りたいと2004年カリフォルニア芸術学院の MFA(映画演出修士号)に入学する。本作は、自身の卒業作品に当たる。

来場者からのコメント
・「自分が一番かわいい」という誰もが当てはまるテーマの中で、「もし自分があの状況ならどうするか?」という事を考えさせられる作品。 しかも、それが実話を元に作られた話ということに驚かされた。
・集団心理をついたとても印象的な作品。

ストップ!温暖化部門
A&J-C-01/GW-09
リバー
RIVER
今泉真也 / 日本 / 10:00 / ドキュメンタリー / 2009

沖縄のある町。賑わう市場の隣にある川。コンクリで固められた都市河川に、1組の水鳥夫婦が暮らしている。慎ましくもたくましい自然の営み。しかし川は人間の影響と共にある。知られざる身近ないのちの物語。

Director : 今泉真也(Shinya Imaizumi)

大きなふたつの賞を、本当にありがとうございました。映画を観て下さった観客の方々、ならびに期間中、映画祭を支えておられたスタッフとボランティアの皆さん、ありがとうございました。観たい映画も見ず、朝から晩まで働く姿に頭が下がりました。
通勤の行き帰りに毎日、川にいる彼らを見ていました。ある日、大雨が降って卵が流されてしまいました。どうすることもできず、ただ写真を撮るしかできない自分がいました。その後ビデオを回すようになったのは、ただただこの現実を伝えなくては、との想いでしたが、いつも「伝える」と「行動する」との狭間で揺れてきたように思います。 そのどちらもやらなくてはいけないのですが、この賞や自分自身、これから生まれてくる子たちに恥じぬよう、一歩一歩進んでいきたいと思います。

 

1970年生まれ。高校から登山と素潜りを始め、以後野外で多くの時間をすごしている写真家。1997年からはダムに沈む森で7年間、年200日以上を暮らした。映像のテーマは「人と自然」。映画制作は2007年より始めている。

来場者からのコメント
・地球温暖化という大きなテーマを、水鳥の夫婦という人間よりも小さな視点から捉えていて監督の実力を感じた。
・水鳥の夫婦が支えあってヒナ鳥を育てる場面が微笑ましく、飾らずに訴えるものがあった。

旅シヨーット!プロジェクト
TRAVEL-B-05
井の中の蛙
Frog In The Well
落合賢 / 北海道-滋賀県-沖縄県 / 15:00 / ドラマ / 2009

引きこもりの青年丈は、十年ぶりに東京を離れ日本縦断一人旅に出る。母の故郷である稚内、そして思い出の場所琵琶湖、母が一度は行ってみたかった沖縄の海を訪れる道中に出会う人、風土、文化を通して成年への成長を遂げていく。

Director : 落合賢(Ken Ochiai)

今まで数多くの作品を監督させていただきましたが、オーディエンスアワードを頂くのはこの作品が初めてで本当に感無量です。
この部門は無料という事もあってか、上映に訪れた観客の皆様の合計は500人を越え、特に日曜日のラフォーレ原宿では上映に来て頂いた方々の長い列が階段を埋め尽くしていて、せっかく来て頂いたのに満員で入れないという状況でした。それだけたくさんの観客の皆様にこの作品を見て頂く事が出来ただけでなく、オーディエンスアワードとして投票していただけた事に本当に感謝しています。
観客がいて映画は初めて成り立つので、こうして観客の皆様から頂いたオーディエンスアワードは今まで頂いた賞の中でも一番嬉しい賞です。今後も引き続きたくさんの映画を作っていくので、どうぞご支援、ご声援の程宜しくお願い申し上げます。

 

12歳の頃から映画を撮り始め、高校を卒業後渡米。南カルフォルニア大学映像制作学科、アメリカ映画協会付属大学院映画監督学科を優秀な成績で卒業。SSFF & ASIA 2009 では『ハーフケニス』でジャパン部門優秀賞を受賞。現在、LAでフリーの監督として幅広い映像作品を手掛けている。

来場者からのコメント
・動画の方が少ないのにストレスを感じさせないテンポの良さとテクニックの素晴らしさを感じた。 風景が今までと違って見えることに対して、“周囲が変わったのではなく、自分が変わったからだ”というメッセージが印象的だった。
・電車や車などの移動を描く場面が多く、実際に旅をしてみたいと思いました。1年くらい前までは1 人で電車に乗るのも苦手だったけど、 この作品をきっかけに一人旅がしたくなりました。

ミュージックShortクリエイティブ部門
MSC-2-8
クレイフィッシュ
Crayfish
常盤司郎 / 2010 / 日本 / 9:59

ザリガニは同じ水槽では生きられない。父と子、そして別れ…誰もが歩むであろう普遍的な問題を実話に基づき、美しい映像とリアル な感情で監督本人が語り綴った短編叙情詩。

Director:常盤司郎

優秀賞と観客賞のダブル受賞、本当に嬉しく思っています。
この映画は親父を映像に残しておきたいと云う、極めてプライベートな感情と手法で綴られた映画でした。そして観終えた後、家族や大切な人を思い出したり、 電話をかけたり…そんな後味を観客に持って帰ってもらえる映画作りを心がけました。その後、「クレイフィッシュ」を観たほんとに多くのお客さんから、直接またはメールなどで温かい言葉を頂きました。実際に親に電話した方も多かったみたいです。
また、この映画を撮る際には様々な奇跡が起きました。一泊二日の福岡の撮影中、福岡では数年ぶりの大雪が降り画面を彩ってくれたり、父の体調が(いま思えば)奇跡的に良かったり、そして何よりも父の日にこの賞を受賞できた事が大きな奇跡だったと思います。この賞を受賞した10日後に親父は逝ってしまいましたが、映像の中でその魂は生き続けているものと思っています。
この映画に携わったスタッフ達や映像に彩りを与えてくれた笹川美和さん、映画祭で出会った多くの人、映画祭関係者の皆さん、そして親父…全ての方々に感謝を伝えたいです!

 

映画・CM・アニメーションの監督・脚本家として活動。国際映画祭上映や海外の広告 祭での受賞も多数。 主な監督作として板尾創路主演「99%の自殺」、サザンオールスターズ・初ドキュメ ントムービー「FILM KILLER STREET ~director's cut~」等。

 

来場者からのコメント
・私も実家を離れて仕事をしているので両親のことを思い出しました。じーんとして実家に帰りたくなりました。
・人生を24時間に例えると・・・という視点が良かった。

 

Artist:笹川美和 / 街生まれ、田舎生まれ日本の原風景を描く瑞々しいうた 新潟を拠点に活動する笹川美和らしい、田舎の風景を瑞々しい感覚で描写した楽曲。柔らかい音の重なりが郷愁、季節、匂いを呼び覚ます。ポップスの枠を超え、日本古来のうたの魅力を感じさせてくれる。

楽曲名「街生まれ、田舎生まれ」の内容どおり、生まれた場所とワタシの暮らす場所を描いた短編なのですが、撮影中に起こった奇跡により、この「映画」と「楽曲」が同時に生み出された様な化学反応が起こっています。