映像の力を信じて地球を救え!
地球温暖化防止のための国民運動「チャレンジ25キャンペーン」との連携により2008年に設立された「ストップ!温暖化部門」。2013年からは「地球を救え!部門」として生まれ変わり、温暖化だけでなくより広く環境に関する作品を紹介してきました。2015年も世界中から集まった144作品の中から厳選した11作品を上映します。またJ-WAVEもこの部門に賛同し、 J-me Cinema Circle審査員による「J-WAVEアワード」も選出されます。
環境大臣の望月義夫です。
地球温暖化は、人類の生存基盤を脅かす問題です。
昨年11月に、世界の科学者の集まりである気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が第5次報告書を公表しました。報告書では、「気候システムの温暖化には疑う余地がない」、「今世紀末の気温上昇は、現在と比較して、厳しい対策が取られなかった場合は2.6℃~4.8℃」とされており、今や対策は待ったなしです。
こうした状況の中、環境省としては、改めて地球温暖化問題への国民の皆様の関心を高め、国民の皆様一人ひとりと共に地球の未来を創るため、気候変動キャンペーン「Fun to Share」を平成26年3月より開始いたしました。低炭素社会を実現するための様々な技術や知恵が日本全国で生まれています。そうした技術や知恵を楽しくワクワクしながら共有し、分かち合う社会を創っていくため、「Fun to Share」の活動を推進していきます。こうした活動を通じて国民の皆様に地球温暖化問題について考えていただければと思います。
ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2015の「地球を救え!部門」は、地球温暖化防止を“映像のチカラ”で推進するプロジェクトです。 今回も、世界中から地球温暖化をテーマとした数多くの作品が寄せられ、選りすぐりの作品が紹介されます。 これらの作品が、地球温暖化防止を始め、持続可能な社会のあり方を考えるきっかけとなることを願っています。
「地球を救え!部門」及びフェスティバル関係者の方々の御尽力に敬意を表するとともに、本フェスティバルの成功を祈念いたします。
環境大臣
望月 義夫
※五十音順、敬称略
岩田 ユキ - 映画監督/イラストレーター/漫画家
静岡県島田市出身 、OLとして地元企業に勤務後、デザイン専門学校に進学、卒業後 大阪の文具メーカーでキャラクターデザイナーとして勤務。上京後は、フリーイラストレーターとしてファッション誌や、文具デザインで活動する。2000年 映像制作を開始。『新ここからの景』が、PFF審査員特別賞を始め多くの映画祭で受賞する。2005年 『おさげの本棚』で商業映画デビュー。2007年『檸檬のころ』で長編映画を初監督。2009年『8ミリメートル』にてSSFF & ASIA 2010ミュージックShort部門にてPV部門優秀賞を受賞。2011年『指輪をはめたい』脚本・監督。 雑誌cinema☆cinemaにて漫画「銀幕髭サーカス」を連載。2014年 アプリケーション『吾輩はパラパラ漫画家である』を発表。
田中 律子 - 女優・タレント
ドラマバラエティ、CM等で幅広く活動。 自然環境保護の為、NPO法人「アクアプラネット」で理事長を務めながらサンゴ礁の再生活動も行う。また、自身もヨガインストラクターを務め、昨年、一般社団法人「日本サップヨガ協会」を立ち上げ会長を務める。
堀 潤 - 元NHKアナウンサー/市民ニュースサイト「8bitNews」代表
元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。
1977年7月9日生まれ。兵庫県出身。 立教大学文学部ドイツ文学科卒業、2001年NHKに入局。 「ニュースウォッチ9」「Bizスポ」などの報道番組を担当。2012年6月、市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げる。2013年4月1日付でNHKを退局。 現在は、「モーニングCROSS」(東京MX)のメインMC、「JAM THE WORLD」(J-WAVE)火曜日のメインパーソナリティーなどを担当し、幅広く活躍中。
ルー大柴 - タレント
1954年新宿に生まれる。日本語と英語をトゥギャザーした話術を使う独自のキャラクターで活躍。芸能活動のほか、2007年NHKみんなのうたに採用された「MOTTAINAI」をキッカケに、富士山麓の清掃や地域のゴミ拾いをするなど環境活動にも積極的に取り組む。趣味はドジョウやメダカの採集、水墨画。茶道・遠州流師範、山野美容芸術短期大学客員教授も務める。
Save the Earth!
2008年環境省と共に発足させた部門。環境問題をテーマとした作品を集め広く地球環境保護を映像を通して啓蒙していくプログラムとなります。
地球を救え!部門優秀賞を受賞できたことは驚きであり光栄です。「私の大好きな樹」に込めたメッセージが日本の皆様にも受け入れられたことをとても嬉しく思います。本当にありがとうございます。