SHORT SHORTS FILM FESTIVAL & ASIA 2020
(NEW)BORDERLESS

LEXUS OPEN FILM

人々の感性・感覚を開放する若手クリエイータ―を支援する活動をするLEXUSは2013年から米国アカデミー賞公認のアジア最大級の国際短編映画祭ショートショートフィルムフェスティバル&アジア(以下SSFF & ASIA )をサポートしています。今年は新たに、ショートフィルム作品から独自の切り口で才能の原石をセレクトし、さらなる飛躍を応援するLEXUS OPEN FILMプロジェクトを立ち上げました。

 

LEXUS OPEN FILM とは

SSFF & ASIAへの応募作品の中から、新鮮な感性で未知の映像を創り出せる新しい才能の発掘を目的としてセレクションし、若手クリエイターをサポートするプロジェクト。

今回は『日本らしさ』を感じる作品をセレクションします。

LEXUSは、日本のものづくりを支える人・技を守り応援したいという想いをもつ日本発のブランドです。『日本らしさ』というテーマには『日本の今後』『日本の地方の魅力』への発見があり、『旅へと駆り立て、移動する喜び』を感じさせます。そんなLEXUSに共鳴する『日本らしさ』をテーマに作品をセレクションします。

セレクト作品は9月16日映画祭オープニングセレモニーにて発表します。
また、当日19:30からは LEXUS OPEN FILM TALK EVENTをオンラインでライブ配信します。

LEXUS OPEN FILM TALK EVENT

『LEXUS OPEN FILM』の特別審査員を務める映画監督の安藤桃子氏と、SSFF&ASIA代表 別所哲也氏、セレクション監督によるオンラインライブ配信のアーカイブです。

開催日時 9月16日(水) 19:30スタート予定
ゲスト 映画監督 安藤桃子氏、SSFF & ASIA代表 別所哲也(モデレーター)LEXUS OPEN FILM セレクト監督
視聴はこちら https://youtu.be/ay26eib_mYU
リマインド設定の申し込みはこちら https://lexus-talkevent0916.peatix.com

※イベント内容・上映作品は予期せぬ事情により、変更になる可能性がございます。

特別審査員

安藤桃子
安藤桃子あんどう・ももこ

1982年、東京生まれ。
高校時代よりイギリスに留学し、ロンドン大学芸術学部を卒業。
その後、ニューヨークで映画作りを学び、助監督を経て2010年『カケラ』で監督・脚本デビュー。2011年、初の長編小説『0.5ミリ』(幻冬舎)を出版。2014年、同作を監督・脚本し、第39回報知映画賞作品賞、第69回毎日映画コンクール脚本賞、第18回上海国際映画祭最優秀監督賞などその他多数の賞を受賞し、国内外で高い評価を得る。2014年『0.5ミリ』の撮影を機に高知へ移住。
2018年 ウタモノガタリCINEMA FIGHTERS project「アエイオウ」監督・脚本し、代表を務める高知県の映画館「ウィークエンドキネマM」での上映も大変話題を呼び、映画文化を通して日本の産業を底上げするプロジェクトも進行中。高知県内の若者による文化・芸術の醸成と発信を目指す「表現集団・桃子塾」を主宰する。また、子どもたちの輝く未来を共に描くチーム「わっしょい!」のリーダーも務め、農業・食・教育・芸術などを通して子供たちの感性を育む活動にも力を注いでいる。

セレクション作品

アストロエイジASTRO AGE

わらしべ長者的に繋がってゆく視点で描かれており面白かったです。
世代を宇宙という俯瞰の眼差しを置くことで世代を一本の串刺しにしており、小さな点から始まるストーリーの最後には人類の視野の拡大と進化、そして普遍的な心を説明的にならず伝えていたと思います。

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Future is MINE - アイヌ、私の声 -Future is MINE - AINU MY VOICE -

祖先の愛を受け継ぎ、ルーツの全く違う人々が地球人としてつながり、一つになってゆく。そんな感覚になれた作品です。
伝統を伝承してゆくことは、我々に必要な智慧を繋いでゆくこと。ある意味で今の時代を象徴しつつ、未来の我々の姿をも感じた作品でした。未来へ、子供たちへ愛を伝えてゆく母の姿が心強かったです。

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リッちゃん、健ちゃんの夏。Ritsuko&Ken-chan

長崎のプロジェクトなのでしょうか、しかし監督の届けたいテーマがしっかりと感じられ、俳優陣とエキストラの皆様とが違和感なくしっかりと馴染んでいました。
潜伏キリシタンという難しい題材を背景に置き、あくまでも主体を美しい恋にしたことで、奥に在る歴史や島の代々残されてきた大切な心が素直に伝わってきました。ラストシーン、少女の一言が心に残りました。

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