Awards

受賞情報

SSFF & ASIA 2026 各賞の受賞結果

ジョージ・ルーカス アワード

George Lucas Award

ジョージ・ルーカス アワード
グランプリ

スピーディ!

ジイン・オ

スピーディ!

ライブアクション部門

Live-action Competition

ライブアクション部門
インターナショナル 優秀賞

三人目

フリチョフ・ヨーセフセン & モアテン・ボルゲスタッド

『三人目』は、ショートフィルムの素晴らしさの真髄を見事に捉えている作品です。ノイズや説明、台詞を削ぎ落とすことで、世界中の人が国や世代を越えて楽しめる、しっかりと凝縮されたノンバーバル映画です。これほどに純粋でピュアな「楽しさ」を表現する熟練した見事な手腕と、卓越したエンターテインメント性を評価しました。心地よいテンポの裏には誰もが深く共感できる核心が流れており、「3人目の男」というキャラクターは、容赦ない競争に満ちた世界の中で自分の居場所を見つけようと、静かに葛藤するごく普通の私たち人間の姿を映し出しているのです。観終えた瞬間、誰もが周りに薦めたくなる、そんな喜びに満ちた傑作なのです。

三人目

審査員コメント

-石井 裕也
『三人目』は、これぞ人間、これぞ映画と言いたくなる作品です。難しい理由や説明など必要なくとにかくすこぶる面白い。素人や未熟な技術ではこの面白さは表現しきれない、しっかりと考え抜かれた秀作です。
スペシャルメンションには『果てしなきサンバ』を選びました。
秀逸なオープニングショットに加え、強烈で面白いカットがいくつもあり、個性を感じました。ラストの主人公の拙い歌にも静かに心打たれました。音楽描写も素晴らしく、大好きな作品です。

石井 裕也

-Kristin JI
『三人目』はシンプルでストレートでありながら、誰もが共感できる非常に楽しいコメディ作品です。きっと次世代の若手監督たちにとって大きなインスピレーションとなるでしょう。
スペシャルメンションには『生ける石たち』を選びました。
主人公の圧巻の演技が、スクリーンに強烈なインパクトを残す作品です。観客がそれぞれの解釈で結末を捉えられるよう、作品に余白を残した監督の判断も素晴らしかったと思います。確かな演出と完成度が融合した、丹念に作り込まれた作品です。

Kristin JI

-水野 美紀
短編映画では何を描くかよりも、何を描かないかの選択肢が大きく影響しますが、『三人目』はまさに短編だからこそ最大限にその魅力と面白さが凝縮されていると感じました。至って潔く、シンプル、明快で無駄が無い。「面白いよ」と万人に勧めたくなる作品です。
スペシャルメンションには『コンクリートキッズ』を選びました。
閉鎖的な街でのいじめという重たいテーマではありますが、暴力シーンでの音楽やダンス、そして色彩の使い方にハッとさせられました。柱となる物語がしっかりと伝わり、主人公の演技を通してその心情が生々しく伝わってくるところも良かったと思います。

水野 美紀

受賞コメント

今回インターナショナル部門の優秀賞をいただけたことに大変感謝しています。
ノルウェー出身のコメディアンでありフィルムメイカーである私にとって、地球の反対側で生まれた作品が、ここ日本の観客の心に響いたということはこの上ない喜びです。日常生活やコミュニケーションというささやかでシンプルなアイデアでさえも、遠くまで届き、他の人にとって意味のあるものになることを改めて実感させてくれます。 創作の過程は、時に孤独なものになるものですが、この場に立ち、人々がこの作品に共感してくれていることを実感できるのは大きな力になります。それは私の帰属意識を強め、創作を続けようという意欲を掻き立ててくれます。
コメディには人々を結びつける力があると思います。この作品で伝えたいことも、まさに「帰属感」についてなのです。

ライブアクション部門
アジアインターナショナル 優秀賞/東京都知事賞

スピーディ!

ジイン・オ

『スピーディ!』は想像力に富んだ見事な傑作であり、エンドロールが流れた後も長く心に残るような作品です。1980年代という独特で、どこか怪しげでありながらもノスタルジックな時代背景を見事に描き出した、監督の卓越した撮影技術と編集を高く評価しました。「速読スクール」を人間の不条理さを象徴するモチーフとして用いることで、子供の純粋さと大人の複雑な世界との対比を浮き彫りにしています。キャスティングも素晴らしく、音楽や色彩を見事に使いこなし、自信に満ちた魅力的で心を動かされる作品です。

スピーディ!

審査員コメント

-Ryan Ashore
『スピーディ!』は見事な映像美と精巧に作り込まれた色彩感覚が際立つ、独創性に富んだ傑作です。ウェス・アンダーソン作品を思わせる繊細な感性を持ちつつも、独自の個性をしっかりと保ち、遊び心あふれる美学の奥には、自信と独創性、そして魅力に満ちた、心を揺さぶる物語が展開されています。
スペシャルメンションには『バイバイ・ガーベッジ』を選びました。
映像美に優れ、制作の質も高く、主演の演技も素晴らしい。そのユニークな設定は、恐怖を「絆」へと昇華させ、想像力豊かでありながら、観る者の心を深く揺さぶる作品となっています。スリラー、コメディ、そして切なさの間を行き来する本作は、ギレルモ・デル・トロの作品世界を彷彿とさせる独特の雰囲気を漂わせており、記憶に残る美しく作り込まれたキャラクターデザインがその世界観を支えています。

Ryan Ashore

-北村 一輝
『スピーディ!』は昭和を感じる独特な世界観と、過度に説明することなく人間の滑稽さを上手く表現していると感じました。「○○が出来るようになる学校」という怪しげなモチーフも、胡散臭くも懐かしい世界観が素晴らしい作品です。
スペシャルメンションには『うずき』を選びました。
この作品は短編ならではの展開で、10代の少女の姿が見事に描かれています。出演者全員の演技が素晴らしく、家族関係も垣間見えましたし、撮影、音楽、編集も、すべて素晴らしかった!それでいて単なるセンセーショナルな題材に終わらせず、家族の感情も上手く表現していたと思います。

北村 一輝

-村田 千恵子
『スピーディ!』は映像センスがあり、キャスティングのセンスが素晴らしかった。ダークなエンタメ性があり、世界観の構築とストーリーテリングが秀逸な作品です。
スペシャルメンションには『クランクアップ』を選びました。
力強い演技と的確な演出で、よくある「良いアイディア」「業界もの」にとどまらない、本質をついた人間洞察であると感じました。単なるコメディを超えた深いキャラクター造形が出来ており、しっかりと練り上げられた脚本が短編ならではの作品です。ユニバーサルに共感できる緻密な構成の物語で、多言語でのリメイクも見てみたいと思える作品でした。

村田 千恵子

受賞コメント

私は日本の漫画を読んで育ち、日本の作品からたくさんの影響を受けてきました。
そのような物語の国で賞をいただけたことを、本当に光栄に思います。

多くの人はこの作品を単なる「スピード」の話だと捉えがちですが、真髄にあるのは「システム」というテーマです。私が描きたかったのは、あるシステムについて理解しようと努めるアジア系の少女の姿です。そのシステムは誰もが信じているものの、必ずしも期待通りに機能するとは限らないのです。
この度はこのように本当に大きな賞をいただき、ありがとうございます。文字通り、とてつもなく大きな賞に改めて感謝しています。本当にありがとうございます。

Jiin Oh

ライブアクション部門
ジャパン 優秀賞/東京都知事賞

まわりまわる

乙木勇人

本作は見事なワンカット撮影を用い、静かながらも深く考えさせられる作品です。予算という制約がある中で、出来ることを最大限に利用し、その制約を芸術的価値に巧みに変換している点を評価しました。脚本の魅力を最大限に引き出すロングテイクに頼ることで、親密な雰囲気を作り出し、10年ぶりの再会という感情の重みを台詞と演技によって見事に表現しています。死の克服という、親しみ深くも重いテーマを探求しながらも、驚くべきスピードでキャラクターを掘り下げ、お守りという視覚的モチーフを用いることで、演劇的かつ映画的な力強い繋がりを生み出しています。

まわりまわる

審査員コメント

-Ryan Ashore
『まわりまわる』は抑制の効いたミニマルな演出が、静かで内省的な雰囲気を醸し出し、物語の情感を台詞と演技がしっかりと引き立てていると感じました。
スペシャルメンションには『上を向いたら、こんにちは』を選びました。主演の力強い演技が光る、情感豊かで美しく作り込まれたです。祖父という人物像が非常に繊細なタッチで描かれており、その苦悩と静かな変容が真実味にあふれ、観る者の心を揺さぶります。美しい音楽と抑制の効いた雰囲気が相まり、長く心に余韻を残す作品です。

Ryan Ashore

-北村 一輝
『まわりまわる』は脚本の魅力を最大限に引き出す長回しのワンカットで、これぞショートムービー!という魅力が詰まった作品です。フレッシュな発想と脚本、役者の演技や演出などもさらなる可能性を感じました。
スペシャルメンションには『アンノウン』を選びました。環境が変われば、何が正しいかという定義も変わる。大人の社会でも同じことが言えるのです。友情を引き裂く現実の問題の切実さ、状況によって正しい答えは異なるという考えを過度に強調していない点を評価しました。

北村 一輝

-村田 千恵子
『まわりまわる』は他作品にも多かったテーマではありますが、低予算で実現可能な内容がしっかりと練られており、短時間で登場人物のキャラクターが描けていました。映像的な演出も良く、作品の中で「お守り」というアイテムがしっかりとその効果を発揮していたと思います。
スペシャルメンションには『IM PERFECTION』を選びました。狙いが定まった演出と脚本のバランスが良く、映像センスに優れていると感じました。シンプルに伝わるメッセージで、短編という限られた時間の中ででキャラクターに感情移入させる力を持った作品です。

村田 千恵子

受賞コメント

まだ、信じられない気持ちで一杯です。SSFF&ASIAは、2年前に森崎ウィンさんのアワードセレモニーの動画を何度も見て、「夢の舞台だな」と遠くから憧れていた場所でした。今年、偶然森崎さんとお会いし、映画祭の話をしたのを覚えています。そんな舞台で賞を頂けたこと、本当に感慨深いです。作品を信じて参加してくれたキャスト・クルーに最大限の感謝を持ち、この喜びを余すことなく分かち合いたいと思います。短編映画の可能性を広げるため、流行らせるために、これからも尽力します。
■ 作品おすすめのポイント
本作は、定点ワンカット撮影によって物語が進行していきます。CGやAIによって多くの表現が可能になった今だからこそ、映画の原点である手法を大切にしました。定点ワンカットならではの緊張感や没入感、新たな可能性を感じていただけたら嬉しいです。ふたりの他愛もない会話と、作品を彩る音楽が本作の大きな魅力のひとつです。
■ ご自身が影響を受けた作品や監督について
新海誠監督です。映画をひとつの音楽のように感じられるほど、ひとつひとつの言葉が美しく、耳に心地よい会話に惹き込まれ、DVDを購入して何度も繰り返し鑑賞しました。意識的に取り入れようとしたことはありませんが、自分の作品づくりに少なからず影響を受けていると思います。

乙木勇人

オーディエンスアワード
(ライブアクション部門インターナショナル)

ザラの波乱な人生

ブライアン・カゼズ

ザラの波乱な人生

オーディエンスアワード
(ライブアクション部門 アジア インターナショナル)

うずき

ヴァダンギ・シャルマ

うずき

受賞コメント

まるで夢のような気分です。今年の映画祭でのキュレーションには、私たち全員が感嘆させられました。入選できたこと自体がとてもすごいことだと思います。インディペンデントフィルムメイカーにとって、観客の信頼を勝ち取ることは、最も特別な達成感の一つです。
この受賞は、私にとって非常に個人的な意味を持つものです。私たちの映画に携わり、その成功を後押ししてくれたすべての人々が私たちを信頼し、純粋に物語を語るという喜びのために尽力してくれました。この作品の成功は、理由などないにもかかわらず、この作品を信じてくれたすべての人の成功でもあるため、心から感謝しています。この受賞が、私が伝えたい物語に対して、今後も妥協することなく、型破りな姿勢で取り組んでいく勇気を与えてくれます。これはまだ始まりに過ぎません。
■ 作品おすすめのポイント
私たちの映画が世界各地で新たな上映の場を見つけられることで、女性が自身の身体に対する自律性について語り合うきっかけが生まれています。一番嬉しかったのは、ある女性が私のところにやって来て、「この作品の中に、自分でも気づかずに遠ざけていた自分の一面を見出した」と語ってくれたことです。本作を観る体験を通じて、ただありのままの自分でいられる安全な空間、そして小さな「自分」の鏡を見つけられる場を提供したいと考えています。恥ずかしさを感じても、不意を突かれても、見られていると感じても、あるいは動揺しても構いません。その「むずむず感」と、あなたなりの関係を築いてください。決めるのは、あなた以外誰もいないのです。
■ ご自身が影響を受けた作品や監督について
シャーム・ベネガル、リシケーシュ・ムカルジー、ミーラー・ナーイルといったフィルムメイカーの初期の作品は、私に深い印象を残しました。彼らのおかげで、私はスクリーン上で魅力あふれる女性たちと共に子供時代を過ごすことができました。この10年間、私はヴィクラマディティヤ・モトワニの作品を心から賞賛してきました。彼の作品と、彼が取り上げてきた物語は、これ以上ないほど多様性に富んでいます。

ヴァダンギ・シャルマ

オーディエンスアワード
(ライブアクション部門 ジャパン)

shady

山田日貴

shady

受賞コメント

この度、映画『shady』がオーディエンスアワードを受賞できたことを心から光栄に思います。SSFF & ASIAという特別な映画祭において、会場やオンラインでご覧いただいた方々の心に本作が強く響き、最も支持していただけたという事実は、監督としてこれ以上ない喜びです。本作を信じて共に走り抜けてくれたキャストやスタッフ、そして作品に真剣に向き合い、深く共鳴してくださったすべての観客の皆様に深く感謝申し上げます。
■ 作品おすすめのポイント
本作は「闇バイト」という事件をモチーフに、現代社会で孤立する若者が「心の拠り所」を求めてもがき苦しみ、何とかして救いや希望を見出そうとする人間の有様を描きました。16分という限られた時間の中でも、長編映画のようなスケールを感じさせる作品を目指して制作しました。
■ ご自身が影響を受けた作品や監督について
登場人物の孤独や葛藤を光と影のコントラストで表現するため、クラシックから現代に至る様々なノワール映画やノワール的表現を参照しました。とりわけ、ベルトルッチ『暗殺の森』(70)で撮影監督のヴィットリオ・ストラーロが体現した光と影による画面設計は本作を制作する上での大きな指針となっております。同時に、ディアオ・イーナン『薄氷の殺人』(14)『鵞鳥湖の夜』(19)、ビー・ガン『ロングデイズ・ジャーニー』(18)などの近年の中国ノワール作品にも強いインスピレーションを受け、本作のトーンを作り上げました。

山田日貴

オーディエンスアワード
(アニメーション部門)

トレーディングカード

ラディーヤ・ジェガセヴァ

トレーディングカード

受賞コメント

ショートショートフィルムフェスティバル&アジアで観客賞を受賞できたことを、この上なく光栄に思います。私の作品に投票してくださった観客の皆様、そしてこの映画祭を実現してくださった主催者の皆様に、心から感謝申し上げます。作品が好評を博したことを知り、本当に感動しています。

また、私の両親が日本でこの作品の代表として映画祭へ出席してくれたことは素晴らしい経験でした。特に、私にとってとても身近な人たちがこの映画に関わってくれたことは、格別な意味がありました(父はナレーションと共同プロデューサーを務め、母は文化コンサルタントとして参加してくれました)。父にとっても今回が28年ぶりの訪日となり、実は両親が日本の地下鉄の中で出会ったという経緯もあるため、非常に感慨深い機会となりました。また、この作品の構想を練っていた当時、私は強迫性障害(OCD)に深く苦しんでいましたが、父は私のメンタルヘルスを大いに支えてくれました。両親が上映会に参加してくれたこと、そしてステージに立って映画について語ってくれたことを、心から嬉しく思い、誇りに思っています!
■ ご自身が影響を受けた作品や監督について
アルフォンソ・キュアロン監督は私のお気に入りの監督の一人であり、『トゥモロー・ワールド』や『ゼロ・グラビティ』は、私にとって史上最高の映画の一つです。『トレーディング・カード』に関しては、特定の作品を参考にしたというよりは、タロットへの愛着や、子供の頃に夢中だったポケモンカード、おとぎ話や民話など、さまざまな要素を取り入れた非常に折衷的な作品でした。映画の中で自分自身を投影したような存在を作り上げていたため、幼い頃の自分の写真なども作品に取り入れました。また、ロドリーゴ・ゴラン・デ・ソウサ監督のコンセプトトレーラー『Playground』も、非常に創造的なインスピレーションを与えてくれた作品として挙げたいと思います。自身の個人的な経験、恐怖、そして驚きに基づいて、幻想的で奇妙な世界を構築したかったからです。

ラディーヤ・ジェガセヴァ

オーディエンスアワード
(ノンフィクション部門)

ブレイクフリー

シメオン・フー & チャールズ・シウジー・ドン

ブレイクフリー

受賞コメント

私たちの作品に投票してくださった観客の皆様に、心より感謝申し上げます。この作品は、夢と情熱を持つすべての人々に向けたものです。あらゆる芸術表現が、これからも人々にインスピレーションを与え、癒やしをもたらし続けることを願っています。本作は現在も進行中のプロジェクトで、近いうちに長編版を制作し、ブレイキンの文化についてさらに深く掘り下げ、主人公のFist6やその他の登場人物たちの物語をさらに展開させていきたいと考えています。

シメオン・フー & チャールズ・シウジー・ドン

ベストアクターアワード
(ライブアクション部門 インターナショナル)

ケンタッキー・ガザ

ヤザン・ノバニ

ケンタッキー・ガザ

受賞コメント

アジア最大の短編映画祭において、4,921本の作品の中からこの作品で最優秀男優賞を受賞できたことを光栄に思います。この国際的な評価をガザの人々に捧げます。 Omar Rammal監督とプロデューサーのRola Nasser、そしてこの映画を信じてくださり、物語を世界へ届けるために尽力してくださったすべての方々に、心より感謝申し上げます。

プロフィール
コメディや演技を中心としたコンテンツで知られるヨルダンの俳優、作家、デジタルエンターテイナー。その作品は、エンターテインメント性と、日常生活や社会の現実、人間関係に関する示唆に富んだ考察を巧みに融合させている。また彼の手がけるコンテンツは、その本物らしさと、身近な社会的キャラクターを敬意を込めてリアルに描いていることで知られており、多様な視聴者に共感を得ている。YouTube、Instagram、TikTok、Facebookといった主要なデジタルプラットフォームで活躍中。

ヤザン・ノバニ

ベストアクターアワード
(ライブアクション部門 アジア インターナショナル)

クランクアップ

シンジニ・ラヴァル、サニー・ヒンドゥジャ

クランクアップ

受賞コメント

シンジニ・ラヴァル:
この賞を授与いただき、この上なく嬉しく、光栄に思います。私にとってこれが初めての受賞で、この喜びは一層特別なものとなリマした。そして、私のお気に入りの映画祭の一つで、サニーと一緒に受賞できたことは、本当に忘れられない思い出となりました。この映画祭で私たちの作品を上映でき、これほど刺激的なフィルムメイカーたちのコミュニティの一員になれたことを大変嬉しく思います。この経験をこれほどまでに思い出深いものにしてくれた、素晴らしい作品と映画制作者の皆様に、心からお祝いと敬意を表します。

プロフィール
俳優、映画監督。幼い頃から舞台芸術と深い関わりを持つ。その道のりは、幼い頃に習った古典舞踊クチプディや、長年にわたる演劇活動から始まる。その両方が、表現や物語を紡ぐことへの初期の情熱を育んだ。それがきっかけとなり、プネーにあるインド映画テレビ研究所(FTII)で俳優として学ぶ。その後、ストーリーテリングに惹かれるようになり、脚本執筆や映画制作へとつながった。それ以来2本の作品の脚本と監督を務め、そのいずれもが、自身の進化し続ける創造性や、身の回りの世界に対する個人的な探求を反映した作品となっている。自身の作品は、芸術的真実への深いこだわり、情感の深み、人間の経験が持つ微妙なニュアンスを反映したものでありたいと願っている。舞台の上であれ、カメラの前であれ、あるいはその裏側であれ、創作するすべてのものに独自の声とビジョンを吹き込むよう努めている。常に人々とつながり、思考を刺激し、長く心に残る影響を与えることを目指している。 本作ではSunnyと共に脚本、監督、プロデューサー、主演を兼任。

シンジニ・ラヴァル

サニー・ヒンドゥジャ:
この名誉ある賞を授与いただき、心から光栄に思い、大変嬉しく思います。共同監督、共同脚本家、共同プロデューサーであり、そして何よりも私の人生におけるパートナーである妻、シンジニと共にこの賞を授与されたことを、この上なく誇らしく、嬉しく思います。これはまるで神からの祝福のようで、これからも映画を作り続けていくよう後押ししてくれているように感じます。また、この賞は、これからもさらに努力を重ね、意義ある映画を作り続けていくための確信と自信を与えてくれました。映画祭の皆さん、私がより大きな夢を抱けるよう翼を与えてくださり、ありがとうございます。

プロフィール
インド映画界で名高い俳優であり、演技に対する揺るぎない情熱と冒険心で知られる。演技への情熱は幼い頃から芽生え、中学1年生の頃から俳優になりたいと決めていた。コンピュータ工学の学士号を取得後、プネーにある名門のインド映画テレビ研究所(FTII)で学ぶ。10年以上にわたるキャリアの中で、サニーはインド映画およびデジタルエンターテインメント業界において大きな足跡を残してきた。『Aspirants』、『The Railway Men』、『The Family Man』、『Sandeep Bhaiya』、『Yodha』、『Shehzada』など数々の作品で見せる力強い演技で広く知られている。その後、ストーリーテリングへの深い情熱と、人々の心に響く作品を生み出したいという思いに駆られ、脚本・監督の道へと進む。クリエイティブな変遷を経て、真実味があり、観る者に考えさせる物語を届けることを使命とする制作プラットフォーム「It’s a Sunny Day Films」を設立した。 本作では監督、脚本、プロデューサー、主演を兼任。

サニー・ヒンドゥジャ

ベストアクターアワード
(ライブアクション部門 ジャパン)

アンノウン

堀 雅陽, 安藤 柚聖, 菊地 芽彩

アンノウン

受賞コメント

堀 雅陽(ほり みやび)
このような素晴らしい賞をいただき、とても嬉しいです。ありがとうございます。
中村監督をはじめ、撮影に関わってくださったスタッフの皆さん、共演者の皆さん、そしていつも支えてくれている家族に感謝の気持ちでいっぱいです。
今回このような賞をいただけたことは、自分にとって大きな自信になりました。
これからも、見てくださる方に元気や感動を届けられるような俳優になれるよう、努力を続けていきたいです。

プロフィール
2013年生まれ。キャロット所属。
幼稚園の運動会での挨拶を機に表現の楽しさに目覚めました。思い出作りから始まった活動は、今では「役者として成長する」という夢に変わっています。
趣味はギター、歌、けん玉。
主な出演作に「爆上戦隊ブンブンジャー」(主人公大也幼少役)、英進館CM、大阪・関西万博ステージ出演、映画「雪子a.k.a.」など。

堀 雅陽

安藤 柚聖(あんどう ゆうせい)
このような素晴らしい賞をいただけてとても光栄です。
たくさんのことを教えてくださった監督さん、支えてくださったスタッフのみなさん、そして一緒にお芝居をしてくださった共演者のみなさんのおかげです。
本当にありがとうございました。
これからも感謝の気持ちを忘れず、もっと成長できるように頑張ります。ありがとうございました。

プロフィール
2014年生まれ。G-STARPRO.かぼすディビジョン所属。
スカウトをきっかけに芸能界入り。
Netflix「グラスハート」主演幼少期役でドラマ初出演。その後映画やドラマを中心に活動。

安藤 柚聖

菊地 芽彩(きくち めいさ)
この度はベストアクターアワードに選んでいただき、本当にありがとうございます。
受賞を知った時は信じられない気持ちでしたが、今は嬉しさでいっぱいです。
「Unknown」は初めての主演で緊張もしましたが、たくさんのことを学ばせてもらった大切な作品なので、賞をいただけて本当に幸せです。
中村監督や共演者の皆さん、スタッフの皆さん、そして観てくださった皆さんに心から感謝しています。これからも色々な役にチャレンジして、観ている人の心に届く演技ができるように、一生懸命がんばります!

プロフィール
2017年生まれ。NEWSエンターテインメント所属。
主な出演作はWEB・Canva「宿題の多い喫茶店」、MBS「あやしいパートナー」風間早希子(幼少期)役、BS12「六月のタイムマシン」乾茜(幼少期)役 など

菊地 芽彩

その他部門・公募プロジェクト

Other Competitions

ノンフィクション部門 優秀賞

3人の調律師

パヴェウ・ピョートル・ホゼパ

ピアノコンクールという華やかな舞台を背景にした本作は、普段は表舞台に立つことのない調律師たちにスポットライトを当て、その姿をカッコ良く鮮やかに映し出しています。さらに、どんな業界であっても光の当たるトップの座はいつだって入れ替わるものだという、心に響く教訓をも伝えているのです。知られざる世界へのユニークな視点を提示しつつ、ハラハラさせる緊張感に満ちたスリリングでエンターテイメント性に優れている点も評価しました。美しい音楽的演出と、意図的に白黒つけない結末が観るものに強い印象を与え、その後を想像する余白を与えています。

3人の調律師

審査員コメント

-石井 裕也
『3人の調律師』は影の存在であるはずの調律師がとにかくカッコ良く、緊張感満載で最高に面白い作品です。ピアノコンクールという華やかなステージの傍らで繰り広げられる、調律師たちのスリリングなサスペンスドラマ。音楽的な見せ方にも惹かれました。
スペシャルメンションには『森の音』を選びました。
森の声に耳をすませる研究者と同じように観客も森の声を聞くという構成は、作品への没入感を高めてくれます。言い伝え、風習、文化まで、その「声」と共に胸に響いてくるようでした。音、映像の構成も秀逸で、「スマート・フォレスト・シティ」という言葉の空虚さが浮き彫りになるのです。しかしながら、そこに作家の安直な批判精神はなく、とても端正で美しい作品です。

石井 裕也

-Kristin JI
『3人の調律師』は、緊張感あふれる有名なピアノコンクールにおける調律師たちのユニークな舞台裏を描きつつ、どんな業界においても、トップの座や脚光を浴びる立場は一瞬で変わってしまうという教訓を伝えているのです。
スペシャルメンションには『おばあちゃんのトゥサック』を選びました。
実験的に描かれた祖母の視点のシーンが印象的でした。カードゲームのシーンでは「生きる意志」そのもののように力強く描かれていた点にも心を打たれました。

Kristin JI

-水野 美紀
『3人の調律師』は全体を通して見るものをドキドキとさせる緊張感があり、知られざる世界を見せてくれる作品です。はっきりとは見せない終わり方も私はとても好きでした。コンクール前の各部署が忙しく作業中のノイズに囲まれた中で淡々と淡々と繊細な音の調律を進める日本人の調律師の姿が脳裏に焼きつきました。
スペシャルメンションには『ブレイクフリー』を選びました。
辛い人生を生きてきた主人公のインタビューシーンに心打たれました。未だ生々しく血を流す彼の心の傷が見え、息を呑むと同時に、「前に進む」という彼の言葉が重く響いています。

水野 美紀

受賞コメント

このような名誉ある賞をいただき大変光栄です。心から嬉しく思っています。この作品では主人公の一人が日本の出身で、その驚くべき謙虚さにもかかわらず、今や国際的な舞台で活躍する機会を得たという点で、この受賞は特別な意味を持っています。この作品は影で働く英雄たちを描いた映画です。彼らは決して自らスポットライトを浴びようとはせず、その並外れた才能を偉大なピアニストたちのために捧げ、音楽が魔法のような瞬間を創り出す手助けをしているのです。魅力的で魔法のような音の世界、職人技、そして献身的な姿勢への扉を開いてくださった大久保英質氏、オルトウィン・モロー氏、ヤレク・ベドナルスキ氏に心より感謝申し上げます。
映画制作でも、同じことが言えます。どの映画の裏側にも、撮影監督から編集者、ポストプロダクションのスタッフに至るまで、名もなき英雄たちからなる素晴らしいチームの存在があります。彼らの才能と献身、そしてたゆまぬ努力があってこそ、この映画は完成しました。私も彼らの力なしでは、この作品を完成させることはできなかったでしょう。
また、審査員のみなさま、そして映画祭関係者のみなさまにも心より感謝申し上げます。影にありながらも、私たちの日常の美しさを支える大切な貢献をしてくださる方々、そうした人々の物語を紡ぎ続けていくために、この受賞は私にとって素晴らしい励みです。

パヴェウ・ピョートル・ホゼパ

アニメーション部門 優秀賞

シャリとライカとミックステープ

キアナ・ナグシネ

不治の病と戦いながら現実の苦悩に向き合う。本作は重くなりがちなテーマと軽やかで想像力豊かなタッチが非常に上手く調和し、主人公シャリの宇宙への旅とライカを探す旅を描いています。ストーリーの構成が現実と宇宙への逃避行を見事に融合させ、宇宙との科学的かつ根源的なつながりをユニークに描き出している点を高く評価しました。印象的なジェンダーニュートラルなキャラクターデザイン、明るい色彩、そして家族の温もりに満ちた感動的な結末が相まり、力強くも心安らぐ物語として、観る者の心に深く響く作品です。

シャリとライカとミックステープ

審査員コメント

-和田 彩花
『シャリとライカとミックステープ』は現実の苦しみ、回復しない病という重たいテーマではありましたが、途中で宇宙を漂ったり想像と現実の世界を行き来する物語の交差がとても良かったと思います。重たいテーマと相反するように軽やかな色彩とキャラクターデザインが印象的でした。
スペシャルメンションには『スレイマニ』を選びました。
とてもコンテンポラリーな印象で、異国で暮らす外国人の中でも、留学生と家族への仕送りのために働く人々といった細かなニュアンスや立場の違いが見事に描かれていました。フランスらしい豊かな色使いが圧倒的で、移民や故郷、外国人といったテーマについては様々な見方があるものの、故郷の味や言葉を通じて生まれる温かみのある絆は素晴らしかったと思います。

和田 彩花

-廣田 裕介
特定の文化的なバックグラウンドを前提としたテーマを描く作品も多い中で、『シャリとライカとミックステープ』は普遍的なテーマを持った、誰にでも伝わりやすい作品と感じました。
とにかくユニークなデザインと魅力的な色彩が、強く印象に残ります。ポップなアートスタイルと、家族愛のコミカルな描き方が、形而上学的なテーマを持つストーリーと絶妙にミックスされて、じんわりと心に深く染み入る素晴らしい作品です。
スペシャルメンションには『サバ』を選びました。
この作品は細部までこだわった手描きのアニメーションが見事で、ほとんどシームレスなロングショットだけで構成されています。重力が反転した世界は、いつか天に召される一方通行の人生を象徴しているように見えます。とても可愛らしいデザインと、2D ゲームのようなフラットな世界観に最初から引き込まれました。素晴らしい完成度のアニメーションです。

廣田 裕介

-杉山 知之
死をどう受け入れるのか。『シャリとライカとミックステープ』はこの問いに人間が知りうる科学で答えた作品です。主人公は宇宙に飛び出しライカ犬を助ける、そして家族の愛に包まれて死を受け入れたように感じました。我々は原子となり宇宙に存在し続けるのです。短いストーリーの中に、幾つものレイヤーがある素晴らしい作品です。 スペシャルメンションには『マーマレーション』を選びました。
本作で扱われる高齢者のテーマは大変感動的で、今の世界で大きな意味を持っていると思います。主人公の老人ピートは野鳥に導かれ、自分を鳥と認識して空へ飛び出つのですが、老人の「死」を「mamuration・成熟」と捉えた視点に考えさせられました。老人たちの描写も素晴らしく、パペットアニメーションの技術の高さに拍手を送りたいです。

杉山 知之

受賞コメント

数多くの素晴らしい作品の中で、この賞を授与いただき、心から光栄に思います。長年にわたり舞台裏でひっそりと制作に取り組んできましたが、この作品が人々に観られ、評価されているのを見ることは、この上ない喜びです。この栄誉を賜りましたことに対し、チームの皆様と映画祭の関係者の皆様に心より感謝申し上げます。

キアナ・ナグシネ

Cinematic Tokyo 部門 優秀賞 / 東京都知事賞

トーキョーサブマリン

高橋 良輔

『トーキョーサブマリン』は、都市に生きる人物の内面や人間関係を丁寧に描いた完成度の高いヒューマンドラマであり、日常の中にある感情の機微を静かに表現している点が高く評価された。あわせて、物語の中に東京の多様な風景が自然に織り込まれており、登場人物の心情と響き合いながら、都市・東京の魅力を国内外に発信する作品としても評価した。

トーキョーサブマリン

受賞コメント

このような素晴らしい賞をいただきまして、本当に光栄です。
そして作品に関わってくださったすべてのキャスト・スタッフそしてご関係者の皆様。本当にありがとうございます!
驚きと感動で、言葉も出ないような想いです。見ていただく方々に楽しんでもらいたいという気持ちや想いが、一つの結果につながったのだと思っています。
トーキョーに住む2人の青春物語『トーキョーサブマリン』。楽しんでいただけましたら幸いです。
この度は本当にありがとうございました!
■ 作品おすすめのポイント
この作品は男性2人による1週間の青春ロードムービーです。
そして深海という男が、ある男と出会い人生を変える一歩を踏み出そうとするまでの物語です。
出会ってからの1週間。2人が出会い、関係を深め、別れが訪れる。2人の関係の変化を感じてください。
大人になってから共同生活をすることは、あまり多くはないと思います。ただこの世界の2人には、暮らすべくして暮らした理由があるのだと感じてもらえると思います。2人のおじさんがフレームの中にみっちりと詰まっている姿はとても愛おしく、なぜだか可愛らしく思えます。観終わった頃には、2人を好きになってくれたら嬉しいです。
■ ご自身が影響を受けた作品や監督について
・スティーブン・スピルバーグ監督『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ
10代の頃映画が好きでよく見ていましたが、特に『バック・トゥ・ザ・フューチャー』が大好きでした。
ビデオテープが切れるまで何度も見た作品で、今でも定期的に観ますし僕の原点な気がします。
マーティみたいになりたい。というのが、最初の俳優、エンタメを志すきっかけでした。
・庵野秀明監督『Air/まごころを君に』『式日』
少年時代にエヴァンゲリオンという作品が物凄く流行ってました。『Air/まごころを君に』という劇場公開を見にいった際、内容も衝撃的でしたが、突然の実写パートがあってそのシーンの生々しい印象がものすごく残ってます。
その後、庵野監督の『式日』という作品を見た時も、同じように生々しさや庵野監督独特のテンポ感にものすごく惹かれました。
画からこんなにも、空気感や呼吸の距離感。近くでみてるような感覚。を感じるのかと引き込まれた印象があります。

高橋 良輔

U-25 プロジェクト 優秀賞

バックステッチ

髙田 悠悟

『バックステッチ』は、スマートで工夫に富んだ映画作りの好例と言えます。限られた空間の中で、独創的でユーモラスなアイデアを提示しており、生き生きとしたエネルギー、自然な演技、見事な編集によって、観客をたちまちその世界に引き込みます。本作は、自然体で若々しい雰囲気を感じさせながらも、高い技術力、楽しさ、情熱を存分に発揮し、まさにU-25部門の真骨頂と言えるでしょう。最初から最後まで観る者を笑顔にさせてくれる、エンターテインメント性豊かな作品です。

バックステッチ

受賞コメント

受賞したことが夢だったのではないかと思い、アワードセレモニーの帰りの電車で何度も自分の顔をつねりました。とても痛かったです。僕は幼少期から映画をずっと観てきました。そんな「観る側」だった人間が「観せる側」になる日がこんなに早くやってくるとは思いませんでした。きっと僕が映画に向けて書いたラブレターが届いたということなのだと思います。この幸せは自分の中で”返し縫い”のようにループさせていきたいです。
■ 作品おすすめのポイント
SFというのは大抵の場合、宇宙船だとかタイムマシンだとか、とにかく大きな規模で描かれます。しかしこの『バックステッチ』は違います。主人公はそこら辺の学生。舞台もそこら辺の部屋一室。しかも狭い。そんな平凡な風景にポツンと一つの不思議なボタンが現れるというだけなのです。それにもかかわらず時間もののSFらしく話が展開していくというのがこの作品の良さだと思います。地味SF、どうぞ体験してください。
■ ご自身が影響を受けた作品や監督について
僕は昔から仕掛けのある映像が大好きでした。中でも小学生の頃から観てきている劇団のヨーロッパ企画さんやライターのARuFaさん、YouTuberのコウイチTVさんの影響は創作活動をする上で常に受けています。なぜなら僕の映像制作の原点は彼らの真似事にあるからです。そんな「好き」を一つの鍋で煮詰めたようなものが今回の作品に活きたのだと思います。憧れの人たちとご一緒することを夢見てこれからも頑張ります!

髙田 悠悟

第12回ブックショートアワード

物語の生まれる場所

浜矢 スバル

浜矢 スバル

SSFF & ASIA 2026
Promotional Movie Contest 優秀賞

カナタク

各種アワード

Other Awards

HOPPY HAPPY AWARD

運命代行屋

八木 浩貴

運命代行屋

受賞コメント

まずは、このような栄えある賞をいただけたことを大変光栄に思います。
そして何より、約2,000人の皆さまの前でスピーチをさせていただいたことは、人生の中でも忘れられない経験になりました。本当に緊張しました…!
映画は総合芸術だと思っています。
脚本を書いている時はまだ自分一人の頭の中にしか存在しない物語ですが、そこからプロデューサーと出会い、スタッフやキャスト、エキストラと出会い、一つひとつの力が重なって、初めて映画になります。
だから今回の受賞は、作品に携わってくださったすべての方々と一緒にいただいた賞だと思っています。
映画だからこそ映し出せる「人の表情」や、その瞬間にしか生まれない感情の揺れを大切にしたいと思っています。
思わず寄りたくなる表情や、予定にはなかった芝居にカメラを委ねることも、映画ならではの魅力だと感じています。
これからも、人の心が少しでも動く作品を作り続けていきたいと思います。
■ 作品おすすめのポイント
『運命代行屋』は、「偶然の出会い」を演出する仕事を描いた作品です。
主人公・ユウキは、人の運命を作る仕事をしていながら、自分自身は運命を信じられなくなっています。
本当は運命を否定したい。でも誰かの運命を作り続けることで、自分の選択や過去を肯定したい。そんな少し歪で矛盾した思いを抱えています。
誰かの運命を作り続ける中で、自分自身の心も少しずつ揺れ動いていく。そんな主人公の変化を楽しんでいただけたら嬉しいです。
また、一見コミカルな設定ですが、「運命とは何か」「人との出会いとは何か」というテーマを軸に、笑えて少し前向きになれる作品を目指しました。
ぜひエンディングまでご覧いただけたら嬉しいです。
■ ご自身が影響を受けた作品や監督について
一作品挙げるとすれば、ベルギーの監督のジャコ・ヴァン・ドルマル監督『ミスター・ノーバディ』です。
映像の美しさはもちろん、一つひとつの選択が人生を大きく変えていくというテーマや、時間の捉え方、世界観の構築に大きな影響を受けました。
また、同監督の『神様メール』(英題:The Brand New Testament)も大好きな作品です。
現実とファンタジーを自然に共存させながら、神様の視点のような少し俯瞰した世界を描く手法に、とても惹かれました。
私自身も、現実の中に少しだけ非日常が入り込むような世界観を、これからも映画で描いていきたいと思っています。

八木 浩貴

サイバーエージェント縦型アワード

AIDOL課長

Chavo

AIDOL課長

TAKANAWA GATEWAY CITY AWARD

是枝 裕和(映画監督)

是枝 裕和(映画監督)

DCP AWARD

DOCOOK

羽部 空海

DOCOOK

最震賞 supported by CRG

心霊写真屋

川中 玄貴

心霊写真屋

受賞コメント

この度は「最震賞」という栄誉をいただき、驚きと共に、恐怖を感じるほど光栄に思っております。
数ある作品の中から、自身の信じる「恐怖」がこのような形で評価されたことは、クリエイターとして大きな糧となりました。
審査員や関係者の皆様に心より感謝申し上げます。これからも観客の心を震わせるような映像表現を追求していきたいです。
■ 作品おすすめのポイント
本作は「心霊写真を作る裏方の仕事」というアイデアを形にした作品です。 出演・撮影・編集をすべてこなすスタイルを採用したのは、自分がどう映るべきか瞬時に判断し、締切の3日前に一気に作り上げるためでした。ワンオペ制作だからこそ生まれた、映画的なあえて見せない恐怖がここにあります。ぜひ五感を研ぎ澄ませてお楽しみください。
■ ご自身が影響を受けた作品や監督について
キューブリック作品の質感や、フランスの中編『さよならS』、そして実写とアニメの視点を併せ持つ押井守・庵野秀明両監督など、影響を受けた作品を挙げればきりがありません。私は映画を志してこの世界に入りましたが、キャリアの起点は広告やMV、CG制作にあります。
一つのジャンルにこだわらず映像表現を総合的に捉える視点が、私の映画作りを支える大切な基盤となっております。

テーマ「日常に潜む恐怖」
特別最恐賞
STILL

平林勇

テーマ「日常に潜む恐怖」
特別最恐賞
ずっとそこにいる

春名 星

テーマ「悪夢」
最恐賞
妻と夫と

大豆計画

テーマ「恋に潜む恐怖」
最恐賞
ありがとう、ね

乙木勇人

テーマ「友情に潜む恐怖」
最恐賞
【閲覧注意】電車で着物の女性にぶつかった結果 #shorts

竹中貞人

テーマ「仕事に潜む恐怖」
最恐賞
心霊写真屋

川中 玄貴

Tom Yoda Next Frame Award

ノット・ア・バッド・サウンド

中村 光輝

ノット・ア・バッド・サウンド

受賞コメント

この度はTom Yoda Next Frame Awardという素晴らしい賞をいただき、大変光栄に思います。本作は、普段見過ごしてしまうような日常の音に耳を澄ませることで、世界の見え方が少し変わる瞬間を描いた作品です。制作に関わってくださったキャスト・スタッフの皆さま、そして作品をご覧いただいた皆さまに心より感謝申し上げます。この受賞を励みに、これからも自分ならではの視点を大切にしながら作品づくりを続けていきたいと思います。
■ 作品おすすめのポイント
『Not a Bad Sound』は、聴診器を使って街の音を集める男の視点を通して、普段は騒音として流れてしまう音の中に潜む魅力を発見していく物語です。特別な出来事が起こるわけではありませんが、何気ない日常の風景や音が少し違って感じられるような体験を目指しました。作品を観終えた後、身の回りの音に少しだけ耳を澄ませたくなるような映画になっていたら嬉しいです。
■ ご自身が影響を受けた作品や監督について
ヴィム・ヴェンダース監督の作品に大きな影響を受けています。特に『PERFECT DAYS』では、日常の何気ない瞬間や見過ごされがちな風景を丁寧に見つめるまなざしに強く惹かれました。本作『Not a Bad Sound』でも、普段は騒音として通り過ぎてしまう街の音に耳を澄ませることで、身近な世界の新たな魅力を発見する体験を描きたいと考えました。私自身も、日常の中にある小さな気づきや豊かさを見つけられるような作品づくりを目指しています。

中村 光輝

Shibuya Diversity Award

僕の髪はどうなるの?

エリシュカ・ソファー ・ドジメック

僕の髪はどうなるの?

受賞コメント

本賞を受賞できたことは、その深いアニメーションの歴史と、人々に大きなインスピレーションを与えてきた日本でこの賞をいただいたという点においても、この上ない光栄です。私たちにとって、ダイバーシティとインクルージョンとは、普段は目に見えない、ひそひそとしか語られない世界に対して、目と心を開くことを意味します。がん治療を受けている子どもたちは、自分自身や社会からの恐怖によって孤立させられてしまいます。この賞は、勇気や弱さ、そして丸刈りの頭を描いた物語が、文化の境界を越え、人間としての深いレベルで私たちをつなぐことができることを証明しています。東京が私たちのメッセージを受け入れてくれたことに、心から感謝しています。
■ 作品おすすめのポイント
この作品は、私にとって非常に個人的な使命を込めたプロジェクトです。というのも、私自身16歳の時にがん治療を受けた経験があるからです。これは、小児がん患者とその家族のために特別に制作された、アニメーションシリーズとインタラクティブアプリを組み合わせた作品です。私たちの目標は、子どもたちの想像力、穏やかなユーモア、そして巧みな比喩の力を活用して、化学療法のような複雑な医療処置の謎を解き明かすことです。未知のものに対する恐ろしい恐怖を、扱いやすく視覚的にも親しみやすい冒険へと変え、病院の病棟にいても、子どもたちのありのままの世界が色と希望に満ちたままでいられることを示したいと考えています。
■ ご自身が影響を受けた作品や監督について
私の作品では、現実と想像力を融合させることを常に心がけており、無機質なデジタルグラフィックではなく、手触りのある質感や遊び心あふれるコラージュを多用しています。視覚的には、ウェス・アンダーソン監督のような、対称的な世界観、奇想天外な演出、そして独特な色彩感覚から、常に深いインスピレーションを受けてきました。同時に、現実を美化することなく、子どもの心の感情の深みや知性を尊重したストーリーテリングにも、深い敬意を抱いています。私は、その生々しく、率直でありながら、信じられないほど魔法のような、そして心を高揚させるエネルギーを、本作のアニメーションスタイルにも取り入れたいと常々思っていました。

エリシュカ・ソファー ・ドジメック

地球を救え! 環境大臣賞

我々が滅びたあとで

ワヒド・イブン・レザ

我々が滅びたあとで

受賞コメント

私たちの作品『我々が滅びたあとで』に地球を救え! 環境大臣賞を授与していただき、誠にありがとうございます。この上ない光栄であり、心より感謝申し上げます。また、この場を借りて、本作を制作してくださったカナダ国立映画制作庁(NFB)にも感謝申し上げます。私の自由に創作させていただき、これほど恵まれた環境は中々ないと思いますのでとてもありがたかったです。また、この作品に携わってくださったすべての方々、そして私たちが制作に専念できるよう多くの犠牲を払ってくれた友人や家族に感謝したいです。本当に、本当にありがとうございます。最後に、この作品を私の娘、サマラに捧げたいと思います。現在5歳半の彼女やその世代が育つために、私たちが力を合わせてこの地球をより良い場所にしていけることを心から願っています。ありがとうございました。

ワヒド・イブン・レザ

J-WAVE SOUND OF CINEMA AWARD

サミア

セルマ・アラウィ & ブリュノ・トラック

サミア』が「J-WAVE SOUND OF CINEMA AWARD」を受賞できたことを、大変光栄に思います。

北アフリカのルーツと影響を受けつつ、ヨーロッパで生まれた物語が、特に音楽や音を通じて、遠く日本まで届き、観客の心に響くことができたことは、私たちにとって大変感慨深いことです。

この映画の制作において、サウンドトラックは極めて重要な役割を果たしました。私たちは特にその音響世界に細心の注意を払い、とりわけグナワ音楽を取り入れることで、それがこの映画の魂となるようにしました。それによって、愛、悲しみ、記憶、そして目に見えない力が共存し得る空間を創り出すことができ、登場人物と観客の両方を感情的な旅へと導くことができたのです。

J-WAVEのリスナーの皆様からこの賞をいただいたことで、私たちにとってその意義はさらに深まりました。
フェスティバルの関係者の皆様、審査員の皆様、そして日本の観客の皆様に、心より感謝申し上げます。

サミア

受賞コメント

ヨーロッパで生まれ、北アフリカにルーツを持ち影響を受けた物語が、とりわけ音楽や音を通じて、遠く日本までの観客の心に響くことは、私たちにとって非常に感動的なことです。

サウンドトラックは、本作の制作過程において中心的な役割を果たしました。私たちは、その音の世界、とりわけグナワ音楽の存在に特に注意を払い、それが私たちにとってこの作品の魂となりました。音によって、愛、悲しみ、記憶、そして目に見えない力が共存できる空間を創り出すことができ、登場人物と観客の両方を感情的な旅へと導くことができました。
J-WAVEのリスナーの皆様からこの賞をいただいたことは、私たちにとってさらに意義深いものです。映画祭、審査員の皆様、そして日本の観客の皆様に、心より感謝申し上げます。

セルマ・アラウィ & ブリュノ・トラック

グローバルスポットライトアワード

The Baddest Speechwriter of All

ベン・プラウドフット

The Baddest Speechwriter of All

特別賞

ワールド イズ ダンシング

黒柳トシマサ

ワールド イズ ダンシング

Most Viewed Award

おっとのあし

八幡 貴美

おっとのあし

受賞コメント

オンライン上映期間中、最も多くのアクセスを集めた作品に贈られる賞と聞き、素直にとても嬉しく思います。映画は観客に観てもらって初めて届くもの。今回の受賞をきっかけに、秋の上映でもさらに多くの方に『おっとのあし』を観ていただけたら嬉しいです。
■ 作品おすすめのポイント
夫の足が、ある日突然“別の何か”になっていく。ヒューマンドラマであり、ダークファンタジーであり、サスペンスでもある、ひとことでは括れない作品です。観終わったあと、自分の中の愛情や夫婦観、当たり前だと思っていた価値観が揺らぐ感覚を楽しんでください。
■ ご自身が影響を受けた作品や監督について
これまで観てきたすべての作品から影響を受けていますが、特にヨルゴス・ランティモス、パク・チャヌク、ギレルモ・デル・トロの作品に惹かれてきました。現実と異形、ユーモアと残酷さが同居する唯一無二の世界観が好きです。『Sound of Falling』『SIRAT』にも強く心を動かされました。『No Other Choice』のような人間臭さが描かれる作品も好きなので、その2つが絡むような映画が作れたら最高です。

八幡 貴美

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