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American Short Shorts Film Festival 2001
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7.11 in SINGAPORE

歓迎ランチ

Photo「サブステーション」のスタッフ、ASSFFの日米スタッフ、そしてアメリカからのフィルムメイカーが、アメリカ領事館の臨時大使、ハーバート・シュルツ氏の邸宅に招待された。アメリカ領事館の近くで、豪邸が立ち並ぶクウォーターに彼の邸宅がたっていた。
警備付きのゲートを通り、邸宅の入り口に到着。出迎えてくれたのは「ジョージ」という名の大きなインコ。玄関先に置かれた枝の上で機嫌良くとまっていた。ジョージは我々の人数の多さに全身の毛を逆立てて反応していた。

シュルツ臨時大使が玄関で一人一人、我々を歓迎してくれる。スーツ姿の彼だったが、我々のほとんどがカジュアルな格好だったので、「私が負けだ」といいながらネクタイをはずした。4、5人のウェイターが、アペラティフを持ってきてくれる。しばらく玄関先にあるソファでアメリカのフィルムメイカーや、ASSFFスタッフと歓談する。
歓談の後、テラスに案内されて、テーブルにつく。ビュッフェ式のランチで、臨時大使の歓迎挨拶の後に食事が始まる。なんでも臨時大使のシンガポール任期がもうすぐ終わり、本人もオランダのハーグに移るとかで、彼の邸宅で主催する歓迎パーティーは、我々で最後になるらしい。彼にとっても、思い出深いランチになるであろう、と語っておられた。

途中、シュルツ臨時大使にダグラス・ウィリアムズが感謝のスピーチを行う。サブステーションのシャーリンさんからも挨拶があり、ランチは終了する。
ランチの後は、シュルツ臨時大使の案内による邸宅のツアーがあった。招待客全員が、ぞろぞろとシュルツ氏の後を追って、邸宅の歴史や調度品について説明を受ける。

素晴らしいひと時を過ごした午後であった。


映画祭初日

8時頃、サブステーションの周りに人が集まりはじまる。建物の前では、アメリカから取材にきている「エンタテイメントE!」のクルーやレポーターが映画祭のオープニングを収録していた。入場がスタートするとあっと言う間に120ある席が埋まる。ほとんどがシンガポールの若者や在シンガポールの外国人で、中には映画監督を目指している学生達もいた。

東京で大好評だった「SONS」のロイストン・タン監督も駆けつけてくれる。上映前に実質「シンガポール開催の実行委員長」で、サブステーションのユニがMCで挨拶をして、上映後がスタート。

シンガポール開催の最初の上映を飾った作品は「ジャパン・ショート・ショート」。札幌からシンガポールに駆けつけた小野寺圭介監督の「並木道」だった。上映が終わり会場からは拍手されて盛り上がる。その後、マイケル・ホロウィッツ監督とギャレス・スミス監督の「THIS GUY IS FALLING」が上映され、実写とCGが混ざったユニークな映像にシンガポール観客も大喜びの様子。その後、今年のセレクションが続き、シンガポール観客は、一本の長編映画と違って次から次へと作品が変わるショートフィルムの魅力にはまったようだった。

日本の映画祭でも大好評だったデビッド・グリーンスパン監督の「おはぎ」で本日の上映が終わる。上映後、小野寺監督、マイケル・ホロウィッツ監督、ギャレス・スミス監督を囲んでQ&Aのコーナーに入る。観客の中から「映画監督になるためにはどうすれば良いか」を聞かれた監督達。「THIS GUY IS FALLING」のホロウィッツ、スミス両監督は「自分を信じて、地道に映画を撮っていけば良いと思う」とアドバイス。「並木道」の小野寺監督は「好きな映画を何回も観て、映画を勉強してください」とコメントした。


「Sons」のRoyston Tan監督もかけつけてくれました!

Photo6月の東京開催では、シンガポールから来日してくれた「Sons」のRoyston Tan監督。アメリカン・ショート・ショートのシンガポール開催にも駆けつけてくれました。

「シンガポールでも東京と同じくらいみんなショートフィルムを楽しんでいると思う。」とコメント。今回シンガポール開催に来ていた「並木道」小野寺監督と「Hands」島田監督とすっかり仲良くなった彼は、彼らをリトル・インディアなど、シンガポール名所に案内したそう。「歳が近いこともあるけど、映画に対する情熱が僕らをつなぐんだ。」というロイストン監督は、今、60人ものアクターを使った60年代のミュージカルと、シンガポールの若者達を描いた作品に取り組んでいる。

"I miss Tokyo!"と東京の皆さんにメッセージをくれました。


ASSシンガポール

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会場入り口
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チラシをみてフェスティバルに来てくれた仲良し3人組:Jade, Ler, とJason。ショートフィルムを観るのは初めてだったけど、いろんな作品をいっぺんに観られるのは、ビュッフェみたいで面白かった。来年もまた来たい!と話してくれました。
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岐阜県から来てくれたお二人。なんと東京、名古屋開催にも足を運んでくれていて日本で見られなかった作品2作品を見るために、シンガポールまで来てくれたと聞いて、感激!会社の早めの夏休みを取ってシンガポールに飛んできてくれたそうです。さらに、アメリカン・ショート・ショートには、第1回目の1999年開催から毎年来ていたとのこと。こんな熱心なファンの方がいてくださるとは!
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