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American Short Shorts Film Festival 2001
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7月10日7月11日7月12日
7月13日7月14日
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7.14 in SINGAPORE

開催4日目

サム・ホフマン監督Q&A今日でシンガポール開催も終了。4日間にわたりショートフィルムを上映してきた訳だが、観客の反応も良く、シンガポール開催が来年に続く予感を高める。

本日のゲスト監督は、アルツハイマー病の老婆を描いた「THE RIDE HOME」のサム・ホフマン監督。いつものように、上映前に紹介される。本日のプログラムは、この4日間の総集編といったような感じで、再上映された作品などが多かった。
オープニングの「ジャパン・ショート・ショート」は島田監督の「HANS」。島田監督はシンガポール開催の2日目で帰国をしてしまったので、残念ながら作品の初シンガポール上映には参加できなかった。本人も悔しかっただろう!

デビッド・グリーンスパン監督の「おはぎ」がラストバッターで、プログラムが終了。恒例となった監督と観客とのQ&Aが始まる。「何故、アルツハイマー病のテーマだったのか?」と聞かれた「THE RIDE HOME」のサム・ホフマン監督は、「いやー、残念ながら(おはぎ)を食った事が無かったからね!」とジョークを飛ばし、会場からもドット笑いが沸いた。ホフマン監督によると、彼の祖母が実際、アルツハイマー病にかかり、彼の父と祖父を混同し始めた事がヒントだったらしい。「実際、祖父が浮気をしていたかどうかは知らないが、父に(祖父と混同して)浮気を認めさせる質問を聞いたらしい。」とホフマン監督は語った。
また、この作品の製作過程を聞かれた彼は、「ほとんど、みんな無償で仕事をしてくれた。カメラもカメラマンの父のものだったし、フィルムもコダックがタダで提供してくれたり、みんなの協力のお陰だよ」と語った。唯一、彼が自分のお金を惜しまなかったのはボランティア的に仕事をしてくれたスタッフへの「食事代」だったそうだ。「美味い物を食わせたから、頑張ってくれたよ。」とショートフィルム製作過程で大事な要因を教えてくれた。
「このショートフィルムの成功で仕事が増えたか?」という質問には、「このショートで仕事が増えたという事はないが、映画製作のイロハを学べた。」と答え、現在、有名プロデューサーと契約をした長編映画のシナリオを執筆中という事を語ってもらった。最後はこのシンガポール開催の核であり、「サブステーション」で、我々の映画祭を運営してくれたユニ・ハディが挨拶をして、映画祭が終わった。


FAT FROG CAFEで打ち上げ!

ココ・リー映画祭の会場となった「サブステーション」と隣接している「FAT FROG CAFE」で映画祭スタッフや支援をして頂いたローカルの人々と共にアウトドアでのクロージング・レセプションを開く。
残念ながら映画祭実行委員長の別所哲也は昨夜、帰国をしているが、映画祭の米国代表、ダグラス・ウィリアムス、プログラム・ディレクターのマリーザ・シュナイダー、アシスタントのケイティ・オコーネル、東京オフィスの事務局長、東野正剛、アシスタントの西田香織が参加した。

ビュッフェ式のシンガポール料理も用意されて、アウトドアのステージで、ココ・リーによる演奏が始まった。(オープニングはキャロル・キング、「IT'S TOO LATE」のカバー)立食にはシンガポール映画界のアーチスト、プロデューサーも参加していて、アメリカの招待監督、そして映画祭スタッフと交流を深める。
思えば、数日前、シンガポール開催スタッフと初顔合わせがこの「FAT FROG CAFE」だった。ここで始まり、ここで映画祭が終わった・・・来年もここでみんなで再会する事を誓い合いながら。

SEE YOU ALL AGAIN NEXT YEAR!!




最終日のお客様

Bob & 北村
最終日のお客様、Bobさんと北村さん。
Bobさんは、"In God We Trust"が一番のお気に入り、北村さんは「おはぎ」が締めくくりにぴったりだったと感想を話してくれた。The Substationは会場として最高!とも。
Space 打ち上げの様子
日が落ちて、少し涼しくなったガーデン・カフェで、生演奏を聴きながら食べるビュッフェは格別!
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