全参加作品の中でもっともショートフィルムの魅力を表現していると思われる作品に、実行委員会が贈る「アメリカン・ショート・ショート・アワード」には、ダニエル・ロフリン監督の「Delusions in Modern Primitivism」が選ばれ、賞金25万円と、35mmフィルム3,200フィートが贈られた。
ロフリン監督は「このような賞をいただいて本当に驚いている。おととい日本についたばかりで、みなさんの暖かい歓迎にも感激しています。全身にタトゥーを入れた若者を主人公にしたこの作品は、2年ぐらい前から頭の中にアイディアがあり、予算が集まったところでドキュメンタリーという手法で作った。ショートフィルムを作る監督の95%は、将来長篇映画を作りたいという目標がある。私もこれから長篇映画を作っていきたい」とコメントしていた。