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American Short Shorts Film Festival 2001
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5月31日6月1日6月2日6月3日6月4日6月5日
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6.5 in TOKYO

13:40 直撃! 来場者インタビュー その1

Photo プログラムcを鑑賞してくれた水品さん(右)と佐藤さんに感想を聞いてみた。
アメリカに映画の勉強に行っていたという水品さんは、アメリカ留学時代に図書館に通い、アメリカの学生が制作したショートフィルムをよく観ていたそうだ。プログラムcで気に入った作品は、「The Last Real Cowboys」とのこと。
「ショートフィルムの中には実験的な作品も多いが、“The Real〜”はストーリーがわかりやすくて面白かった。幅広い世代で楽しめそう」とコメントしてくれた。
一方、伊藤さんはショートフィルムを観るのははじめてだという。「Oregon」と「The Ballad of Little Roger Mead」が気に入ったようだ。
「この2作品は、やはりストーリーがわかりやすかったし、面白かったです」と話していた。
「これからショートフィルムを作ってみたいと思いますか?」と尋ねると、実は水品さんが監督、佐藤さんが主演男優で、すでに7分ほどのショートフィルムを制作した、という答えが返ってきた。来年のジャパン・ショートでは、彼等の作品が観られるかもしれない。


15:50 来場者インタビュー その2

Photo ショートショート映画祭は昨年に続いて2度目、という2人。今年もいくつものプログラムを観に来てくれた。
遠藤さん(左)は、「“In God We Trust”はストーリーがわかりやすくかったし、点数制で天国行きか地獄行きかが決まるのが面白かった。“Alien Song”はアニメのエイリアンの動きと曲が良かったし、“Indescribable Nth”も心があたたまりました」と、
清原さん(右)は、「“Indescribable Nth”は、シンプルな線だけのアニメーションなのに、とても表情が豊かだった」と話してくれた。
ショートフィルムの魅力については、「一度にいろいろなジャンルの作品が観られる。ここで観た俳優が長編映画に出ているのを見つけると、自分が先に見つけていたという嬉しさがありますね」と清原さん。
最後に「おはぎ」の感想を尋ねると、遠藤さんは「話題の映画が観られてよかった。とてもほのぼのとした雰囲気にあふれていました。それと、天皇を崇拝していた当時の時代と、今との違いを実感しましたね」と、清原さんは「まるで日本人が撮ったみたい。外国人の監督とは思えないほど情感があった。おはぎに着目するに至った経緯が、ぜひ知りたいと思いましたね」とそれぞれ答えてくれた。


18:00 映画祭実行委員 ダグラス・ウィリアムスを直撃!

Photo 映画祭に訪れてくれた人の中には、“トークイベントや上映後の質疑応答で、流暢な日本語で司会をしていた、背の高いアメリカ人はだれ?”と思った人も少なくなかったのでは? 彼は、別所哲也実行委員長と共にこの映画祭を立ち上げた、ダグラス・ウィリアムスだ。
3年半前、友人の紹介で別所哲也さんと出会い、一緒にロスアンジェルスでおこなわれたショートフィルムの上映を観に行ったことから、この映画祭は生まれた。ダグラスが、日米を股にかけたエンターテインメントを目的とした会社を作っていたこともあって、2人の間で、“まだ日本では知られていないショートフィルムを集めて上映したら、おもしろいプロジェクトになるんじゃないだろうか”というアイディアが浮かんだのだという。 ダグラスは、アメリカの大学で経済を学んだ後、北海道大学の修士過程に進んだ。卒業後はNHKに就職し、経済部の記者として活躍、その後アメリカのテレビ局の東京特派員を務めた。日本で8年半暮らした後、'98年に帰国。フリーで日米のテレビ番組の制作やレポートをおこなってきた。
3年めの映画祭を終えようとしている今の気持ちを尋ねると、
「映画祭をやっていていちばんうれしいのは、来日するフィルムメーカーたちが日本で観客やスタッフと交流して楽しい思い出をたくさん作り、とても満足した顔をして帰国していくこと。今後はアメリカだけでなく、もっと世界各国の作品を集めて上映したい」という答えが返ってきた。
6月の下旬からはまた来年の作品募集がはじまる。ロスにあるダグラスのオフィスには、募集期間内に400〜500本もの作品が応募されるので、帰国後はすぐ来年の準備にとりかかるそうだ。


20:55 今年も無事終了! お疲れさまでした!!

Photo あっという間の5日間が過ぎ、20:20、今年の東京での映画祭は無事終了した。
すぐさまホールの椅子をみんなで撤去し、スタッフと来日フィルムメーカーでささやかな乾杯。ボランティアで通訳や会場の運営を務めてくれた学生スタッフとフィルムメーカーたちは、記念写真を撮ったり、サインや住所をもらったりして、別れを惜しんでいた。

3年めの映画祭を終えた別所実行委員長は、
「1年めはビギナーズ・ラック、2年めは1年めに負けないようにと意地になっていた。3年めにしてようやく見えてきたことがたくさんありましたね。周りのたくさんのみんなが支えてくれてこの映画祭が出来ているんだな、と実感しました。今年印象に残ったことはたくさんあるけれど、急きょ呼んだ“おはぎ”のデヴィッド・グリンスパーン監督と太郎役の宮川竜一くんが、日本での再会を、お互いに涙を流して喜んでいたのは本当にうれしかった。それから、来日フィルムメーカーが、観客のかたがたやボランティアたちと楽しく交流しているのが、見ていてうれしい。やっぱりそれが映画館で見るのとは違う、お祭りのいちばんいいところだから」と語ってくれた。

また、ボランティアスタッフ2年めで、今年は学生ボランティアのチーフを務めた奥山 恵美さんは、
「感動、のひとことです。前もってしなければいけないことがたくさんあってたいへんだったので、開催前はストレスで体調を崩したこともあったけれど、今は本当に気持ちがいい。達成感をひしひしと感じています。期間中のできごとでいちばん心に残ったのは、やっぱり“SWEEPER”。フィルムメーカーたちと一緒に賑やかに掃除をして、とても楽しいひとときを過ごせました」と話していた。
この後、スタッフ&来日フィルムメーカーたち総勢30人あまりは、近くの居酒屋に流れて打ち上げをおこない、遅くまで盛り上がっていた。
東京での開催は今日で終了。でも、これから全国4都市とシンガポールでの開催が控えている。みなさん、これからも映画祭を応援して下さい!


最終日の会場

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原宿駅前のハイパービジョン。開催期間、毎日観客をお出迎え
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会場ではLEGO STUDIOが用意され、誰でもショートフィルム制作の体験が可能
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観客賞の投票も今日が最後。もっとも人気が高かったのは果たしてどの作品?


今年も無事終了! おつかれさまでした

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映画祭を陰で支えてくれた学生ボランティアスタッフたち
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記念にTシャツにサインをもらう
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少しさみしい撤収作業。でも、今年の終わりは来年のスタートだ

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